横浜の夜空を彩る夏の一大イベント「みなとみらいスマートフェスティバル」
毎年、夜空に広がる弾幕のような花火と、美しい夜景のコラボレーションが訪れる人々を魅了します。
花火を眺めるだけでも十分に感動的ですが、せっかくなら思い出に残る一枚を写真に収めてみませんか?
この記事では、初心者の方にもやさしい視点で、みなとみらいで花火を撮影するのにおすすめのスポットやコツを、わかりやすくご紹介します。
素敵な夏の思い出作りに、ぜひ参考にしてくださいね。
みなとみらいスマートフェスティバルとは?
イベント概要と花火の魅力
みなとみらいスマートフェスティバルは、横浜の美しい海辺で開催される夏の一大イベントです。
2025年のみなとみらいスマートフェスティバルは、8月4日(月)開催が決定しました。
青い海と空に囲まれた開放的な空間で、色とりどりの花火が次々に打ち上がり、空いっぱいに広がる“弾幕”のような光景が大人気なんですよ。
その迫力は息をのむほどで、夜空に響く音や潮風を感じながら見上げる花火は特別な思い出になります。会場全体がきらめき、まるで夢の中にいるような気分になれるイベントです。
花火の打ち上げ時間とスケジュール
例年、17:30頃からイベントがスタートし、花火は19:30頃から30分間ほどで約20,000発打ち上げられますが、前後に少しずれることもあります。
早めに現地入りして準備し、待ち時間に周囲を散策したり、撮影場所を工夫したりする余裕もでき、より楽しめます。
花火以外の楽しみ方(音楽・演出・屋台)
当日は、音楽ステージや屋台もたくさん出ていて、浴衣で楽しむ人も多いです。
カラフルな提灯や屋台の香り、笑い声が響いていて、まるでお祭りのような賑わいです。
花火だけでなく、会場の雰囲気や人々の表情、風に揺れる浴衣姿の美しさもぜひ味わってみてくださいね。
時間があれば、屋台を回って軽食やスイーツを楽しんだり、ステージイベントも覗いてみると、より一層思い出深い時間が過ごせます。
撮影におすすめの定番&穴場スポット一覧
日本丸メモリアルパーク周辺 – 定番人気の絶景スポット
ベストポジション・アングル
日本丸の帆船越しに花火を撮ると、とても絵になります。
帆船の白い帆がライトアップされ、花火の色と調和して幻想的な写真が撮れますよ。
海の反射も美しく、まるで水面にもう一つの花火が咲いているように写ります。
少し位置を変えて帆船の全体が入るようにしたり、近くのベンチやデッキから撮るとさらに違った表情が楽しめます。ゆったり構えてじっくり撮影したくなるスポットです。
アクセス・混雑状況
桜木町駅から徒歩5分ほど。
人気スポットなので混雑しますが、早めに行けば大丈夫です。
余裕を持って訪れると、より良い場所が選べて、落ち着いて準備ができますし、待ち時間に周囲の景色を楽しむこともできます。
早く行くほど選択肢が広がるのでおすすめですよ。
三脚は使用できる?
三脚はOKですが、周囲の方に迷惑がかからないように気をつけましょう。
設置の際には足元や通路をふさがないように注意し、できるだけコンパクトにまとめると安心です。
撮影中も、後ろの方の視界を遮らないようにこまめに位置を調整する心配りが大切です。
付近のおすすめスポット
近くには、ランドマークプラザ、クイーンズスクエア、横浜ワールドポーターズなどの商業施設がありますし、カフェやコンビニ、ベンチがあるので、早めに来て軽食を楽しむのも◎。
さらに、ベンチに座って海風を感じながらのんびり過ごしたり、カフェでゆったりコーヒーやスイーツを味わいながら時間を過ごすのも素敵です。
周囲の雰囲気や景色を楽しむことで、撮影前の気持ちもリラックスできます。
北仲通北第一・第二公園 – 新港エリアの穴場スポット
ベストポジション・アングル
観覧車と花火を一緒に撮れるのが魅力です。
観覧車のカラフルなイルミネーションと花火が重なり合い、幻想的で美しい写真が撮れます。
比較的人が少なく、静かに落ち着いて撮れるので、構図をじっくり考えたり、ゆっくり何枚も撮影したりすることができるのも嬉しいポイントです。
アクセス・混雑状況
馬車道駅から徒歩5分ほど。
混雑は比較的少なめで、ゆったりとした雰囲気の中で過ごせます。
駅からの道もわかりやすく、途中にコンビニやカフェもあるので立ち寄りながら向かうのもおすすめです。
早めに行けばさらに余裕を持って好きな場所を選べるので安心です。
三脚は使用できる?
OKですが、芝生なので安定感のある三脚がおすすめです。
脚が広がりやすく地面にしっかり食い込むタイプだとより安心して撮影できます。
芝生は柔らかくて傾きやすいので、水平を確認しながら慎重に設置しましょう。
付近のおすすめスポット
商業施設の北仲ブリック&ホワイトがありますし、おしゃれなレストランが近いので、花火前後のディナーにぴったりです。
落ち着いた雰囲気の店内でゆったりと食事を楽しむことができ、季節感のあるメニューや夜景を眺められる席もあります。
少し早めに予約をしておくと、より良い席が確保できて安心ですし、花火の余韻に浸りながらのディナーは特別な思い出になります。
ポートサイド公園 – 横浜駅東口 穴場ウォーターフロント
ベストポジション・アングル
運河越しに花火を眺められる、知る人ぞ知る穴場です。
水面に映る花火が幻想的で、運河沿いの静かな雰囲気の中で落ち着いて撮影できます。
少し角度を変えると異なる構図も楽しめ、ゆったりとした時間が流れるこの場所ならではの魅力があります。
アクセス・混雑状況
横浜駅東口から徒歩10分ほど。人が少なく、静かに楽しめます。
途中の道も比較的わかりやすく、周囲には小さなカフェやベンチもあり、休憩しながら向かうこともできます。
人が少ないので、周りを気にせずにじっくりと構図を決めたり、三脚を置いて落ち着いて撮影することも可能です。
静かで穴場感のある雰囲気が魅力です。
三脚は使用できる?
OKです。夜は少し暗いので足元に注意してください。暗がりでつまずかないように、懐中電灯やスマホのライトで足元を照らしながら歩くと安心です。
芝生や段差もありますので、ゆっくり慎重に歩くことをおすすめします。
付近のおすすめスポット
近くに横浜ベイクォーターがありますので、イタリアン、ハワイアン、日本料理、韓国料理、中華料理、さらに、生ドーナツ、パンケーキ、クレープなどなど、食事やスイーツが楽しめます。
また、コンビニがあるので、飲み物やお菓子を買っていくのも◎。
冷たいドリンクや軽いおつまみ、デザートなども揃っているので、撮影の合間や帰り道にリフレッシュするのにもぴったりです。
おにぎりやサンドイッチなどを持参すれば、花火を見ながらのちょっとしたピクニック気分も味わえます。
大さん橋 – 横浜港一望の展望デッキ
ベストポジション・アングル
海の上から見渡せる絶景ポイントです。
周囲を遮るものが少なく、どこまでも広がる視界の中で花火を満喫できます。
波の音や潮風も心地よく、花火の光が水面に反射してさらに美しさが際立ちます。
迫力満点の花火が間近に感じられ、特別な体験になります。
アクセス・混雑状況
日本大通り駅から徒歩10分ほど。かなり混みますが、遅く来ても比較的見やすいです。
混雑していても、少し場所を探せば意外と視界が開けているポイントもありますし、周囲の人たちの熱気や雰囲気を感じながら見るのも楽しいですよ。
できれば早めに到着しておくのが理想ですが、多少遅くても充分楽しめます。
三脚は使用できる?
混雑時は難しいこともありますが、タイミングや場所によっては少しスペースが見つかることもあります。
それでも無理はせず、手持ち撮影が安心です。
手持ちの場合も、腕を安定させたり壁や柵を支えにしたりするとブレを防ぎやすく、きれいな写真が撮れます。
付近のおすすめスポット
横浜赤レンガ倉庫は、花火と同様に夜景が綺麗な撮影スポットです。
また、おしゃれなカフェやベンチで一休みもできます。
海風を感じながらのんびりと時間を過ごしたり、カフェでスイーツやドリンクを楽しみながら景色を眺めるのもおすすめです。
待ち時間にリラックスできるので、心地よいひとときになります。
港の見える丘公園 – 高台からの絶景ポイント
ベストポジション・アングル
横浜の街並み越しに花火が上がる様子を撮れる、高台ならではの景色です。
夜景の煌めきと花火の光が織りなすコントラストがとても美しく、遠くまで見渡せる開放感も魅力です。
角度や立ち位置を少し変えることで、違った構図の写真も楽しめ、ゆったりとした時間の中で撮影を堪能できます。
アクセス・混雑状況
元町・中華街駅から徒歩10分ほど。人は多いですが落ち着いた雰囲気があります。
高台までの道のりも比較的歩きやすく、途中で横浜の街並みを楽しみながら向かえますし、木々の緑や風が心地よいので気持ちもリフレッシュできます。
人は多いものの、みんなが静かに花火を楽しんでいて、穏やかな空気が流れています。
三脚は使用できる?
OKです。場所を取りすぎないように気をつけましょう。
三脚を広げる際はできるだけコンパクトに設置し、周囲の人の視界や通路をふさがないように配慮しましょう。
必要以上にスペースを確保しないことで、みんなが気持ちよく過ごせます。
付近のおすすめスポット
中華街で食事をしてから向かうのもおすすめです。
中華街にはたくさんの飲茶や点心、スイーツのお店が並んでいて、どこも魅力的です。
早めに行って食べ歩きを楽しみながら、少し散策して雰囲気を満喫してから向かうと、より素敵なひとときになります。
野毛山公園 – 高台の穴場スポット
ベストポジション・アングル
自然に囲まれた静かな雰囲気の中、花火を眺められます。
木々の緑に囲まれ、優しい風を感じながら花火を見上げると、まるで秘密の庭で過ごしているような感覚になります。
周囲はとても落ち着いていて、ゆったりとした時間が流れ、心地よい気分で撮影が楽しめます。
アクセス・混雑状況
桜木町駅から徒歩15分ほど。
人が少なく、落ち着けます。さらに、道中は自然を感じられる坂道やベンチもあり、休みながら向かえます。
人混みが少ないため、静かにゆっくりと構図を考えながら撮影ができ、周囲の景色や風を感じながら心地よいひとときを過ごせます。
三脚は使用できる?
OKです。芝生に安定するように準備しましょう。
しっかりと地面に沈むように脚先に重りや石などを使って安定させたり、芝生の凹凸に合わせて調整するとより安心です。
風が強い日にも耐えられるように少し広めに脚を広げ、水平も確認しながら慎重に準備しましょう。
付近のおすすめスポット
野毛の飲み屋街で軽く一杯楽しむのも素敵です。
古き良き昭和の雰囲気が残るお店や、おしゃれなバル風のお店まで幅広くあり、どこに入るか迷うのも楽しいです。
お酒が苦手な方でもノンアルコールや軽いおつまみを楽しみながら、花火の余韻に浸るのにぴったりのエリアです。
食事メインなら、桜木町駅前のコレットマーレに様々なジャンルのレストランが入っています。
裏技的な鑑賞スポットは・・・
横浜みなとみらい 万葉倶楽部(展望足湯庭園)
温かい足湯に浸かりながら花火を楽しめる特別感があり、リラックスしつつ写真を撮るのにもぴったり。周囲の夜景と花火が組み合わさり、幻想的な雰囲気に包まれます。
大黒ふ頭・大黒大橋
車、バイクで行かれる方にとっては、広々としたスペースでゆったりと花火を鑑賞できる穴場スポットです。
海に近く視界が開けていて、潮風を感じながら写真が撮れます。
少し足を伸ばす必要がありますが、その分人も少なく静かに過ごせるのが魅力です。
横浜ランドマークタワー スカイガーデン
高層階から見下ろす花火はまた格別で、横浜の夜景と花火が同時に楽しめる贅沢なスポットです。
ガラス越しに広がるパノラマは圧巻で、天候に左右されずに快適に撮影できるのも魅力です。
少し料金がかかりますが、その価値は十分にあります。
どこも少し個性的な楽しみ方ができますよ。
快適に撮影するための準備&チェックポイント
持ち物・便利グッズ
カメラ・三脚・レジャーシート・折りたたみ椅子・飲み物・防寒用ストールなどを準備しておくと快適です。
さらに、予備のバッテリーやメモリーカード、虫よけスプレー、ウエットティッシュなども持っていくと安心です。
これらがあると、より長時間、快適に撮影に集中できますし、急なトラブルにも落ち着いて対応できます。
近くのトイレ・休憩スポット
人気スポットはトイレが混むので、近くのカフェや施設も調べておくと安心です。
トイレの位置や混雑のタイミングを事前に確認しておくと、当日慌てずに済みますし、早めに並ぶことで待ち時間も少なくなります。
休憩も兼ねて、空いているタイミングに利用するのがおすすめです。
撮影初心者向けのカメラ設定・テクニック
スマホなら「夜景モード」がおすすめですし、手ブレしにくいようにしっかり持つとさらに良いです。
カメラなら、シャッタースピードを遅めにして光の線を活かすとキレイに撮れます。
ISO感度を低めに設定してノイズを減らしたり、絞りを調整して花火の形がくっきり出るようにするのもおすすめです。
これらのポイントを押さえると、初心者でも素敵な写真が撮れますよ。
混雑回避のコツ
できるだけ早めに到着して場所取りをしておくと安心です。
良い場所を選ぶ余裕が生まれ、ゆったりと準備もできますし、周囲の景色や雰囲気を楽しむ時間も増えます。
帰りは少し時間をずらすと混雑を避けられ、気持ちよく帰路につくことができます。
周囲へのマナーと注意点
三脚を広げるときは周囲の人にぶつからないように、慎重に動きましょう。
できれば事前に位置を決めてから設置し、視界を遮らないように配慮するのが大切です。
ゴミは必ず持ち帰り、周囲をきれいに保つことでみんなが気持ちよく過ごせます。
天候別の対策
雨が降りそうな日はカメラ用のレインカバーを準備しておくと安心です。
傘や防水ポンチョもあると便利で、機材だけでなく自分も濡れずに過ごせます。
強風の日は三脚をしっかり固定するか、無理せず手持ちで撮影するのがおすすめです。
三脚の場合は重りをつけたり、低い姿勢で安定させる工夫も有効です。
花火の後も楽しめる夜景スポット
花火が終わった後は、みなとみらいの夜景を楽しみながら散歩するのも素敵です。
海沿いの遊歩道やライトアップされた街並みをゆっくり歩くだけでも心が癒されますし、夜景がきれいなレストランやバーもたくさんありますよ。
窓際の席で夜景を眺めながら食事やお酒を楽しむと、花火の余韻をさらに感じられ、特別なひとときになります。
実際に撮影した人の体験談・おすすめスポット
「日本丸の帆船と一緒に撮った写真がとても素敵でした」
「北仲通北公園はゆったり撮れて穴場でした」
「大さん橋の夜景と花火が幻想的で感動しました」
「野毛山公園は静かで落ち着いて撮影できました」
など、たくさんの声が寄せられています。
それぞれのスポットならではの魅力があり、皆さんが自分なりの楽しみ方で花火を満喫している様子が伝わってきます。
Q&A よくある質問
Q: 何時から場所取りするのがベスト?
A: 17時頃には到着しておくと安心です。できればもう少し早く来ておくとさらに余裕があり、好きな場所を選びやすく、準備も落ち着いてできます。周囲の雰囲気もゆっくり楽しめるのでおすすめです。
Q: おすすめのレンズは?
A: 標準ズームか広角レンズがあると便利です。
明るめの単焦点レンズや望遠レンズも組み合わせるとバリエーション豊かな写真が撮れますし、背景や距離によってレンズを変えるとより印象的になります。
Q: トイレは混みますか?
A: はい。早めに済ませるか、近隣施設を利用するのがおすすめです。
事前にトイレの場所を確認しておくと安心ですし、タイミングを見て早めに並ぶと待ち時間も短く済みます。
休憩も兼ねてカフェや商業施設のトイレを利用するのも良いでしょう。
Q: 駐車場はありますか?
A: 周辺の駐車場はすぐ埋まるので、公共交通機関がおすすめです。
電車やバスを利用すると帰りもスムーズで安心ですし、駅から会場までの道のりも景色を楽しみながら歩けます。
余裕をもって計画するとより快適に過ごせます。
どうしても車で・・という方は、大黒ふ頭・大黒大橋 がおススメです。
また、事前に予約出来る駐車場予約サイトをチェックしてみるのも良いでしょう。
まとめ
みなとみらいスマートフェスティバルは、横浜の夜景と花火を同時に楽しめる特別なイベントです。
美しい景色と共に、心に残る素敵な時間を過ごせるでしょう。
今回ご紹介したスポットやコツを参考にして、ぜひたくさんの写真を撮ってくださいね。
初心者の方も、少し早めに準備をして、リラックスしながら勇気を出して撮影にチャレンジしてみてください!
自分だけの特別な一枚を見つける楽しさも味わえますよ。