夏になるとキッチンやお部屋に飛びまわる「コバエ」にお困りではありませんか?
小さくてすばしっこいコバエは、気づかないうちに増えてしまい、とても厄介です。
この記事では、2025年7月17日に放送された「あさイチ」で紹介された、コバエ対策の基本から、簡単にできる自作トラップ、安心なグッズまで解説します。
ぜひ参考にして、快適な夏を過ごしてくださいね。
コバエ対策の基本とは
コバエの侵入経路と種類
コバエは、生ゴミや観葉植物の土、排水口などに卵を産みつけて繁殖します。
特に湿った環境や栄養のある場所を好み、わずかな汚れや水たまりにもすぐ集まります。
窓や玄関のちょっとしたすき間からも入ってきますので、網戸やドアのパッキン部分、換気扇などの隙間チェックも大切です。
外から入るだけでなく、家の中で発生して増えることもあるため、室内外両方の対策が必要です。
害虫駆除の専門家 福永隆氏の解説
番組では、害虫駆除の専門家である福永隆さんが、「発生源をなくすのが一番の近道」と教えてくれました。
その理由として、コバエは一度卵を産みつけてしまうと爆発的に増えるため、原因となる場所を特定して早めに処理することが重要だそうです。
特に、生ゴミや観葉植物の土、排水口の奥など見落としやすい場所にも注意が必要です。
原因を見つけて取り除くことが大切ですね。
コバエ対策の注意点と効果
強い殺虫剤を使うと、一時的には減っても、卵や幼虫が残る場合があります。
成虫が死んでも卵が孵化して再び増えてしまうこともあり、完全に駆除するのは意外と難しいのです。
できるだけ早い段階で発生源を特定し、掃除や予防策もあわせて行うのがポイントです。根気よく続けることでより高い効果が期待できます。
夏に役立つコバエ対策の自作トラップ
簡単!自作トラップの作り方ステップ
【用意するもの】
- お酢(大さじ2)
- 洗剤(1〜2滴)
- 砂糖(小さじ1)
- コップ
【作り方】
- コップにお酢・砂糖・水少々を混ぜる。
- 洗剤を垂らして表面張力をなくす。
- コバエが寄ってきて溺れるので、そのまま置いておくだけ!
自作トラップで失敗しないポイント
毎日新しい液に取り替えると効果が持続します。
液が古くなると表面の膜が張ってしまいコバエが落ちにくくなるので、こまめに入れ替えるのがおすすめです。
香りが弱くなるとコバエが寄ってこなくなるので注意ですし、設置場所を少し変えてみるとさらに効果的です。
液を作るときは少し熱めのお湯を使うと砂糖が溶けやすく、香りも引き立ちます。
【シーン別】コバエ対策の具体例
生ゴミ対策でコバエを防ぐポイント
生ゴミは小さな袋に入れ、しっかり口を閉じて早めに捨てるようにします。
袋の中に新聞紙を敷いて水分を吸わせると臭いも減り、コバエが寄りにくくなります。
袋は二重にするとより安心です。
ゴミ箱はふた付きにするのがおすすめです。
ゴミ箱の内側をこまめに拭いて清潔に保つことで、嫌な臭いも減り、コバエが寄りにくくなります。消臭剤や防虫シートを中に貼っておくと、より効果的です。
排水口の掃除も忘れずに。
排水口のフタや排水トラップの奥までブラシや使い捨てのスポンジで丁寧にこすり、熱湯や重曹・クエン酸を使って除菌しておくと、より徹底的に清潔に保ててコバエが寄りつきにくくなります。
観葉植物へのコバエ対策のポイント
表面の土を定期的に入れ替えるのがおすすめです。
古い土は取り除いて清潔な新しい土に替え、鉢底に軽石や防虫シートを敷くとより効果的です。
土の表面だけでなく、鉢全体を軽くかき混ぜて空気を入れるのも良いでしょう。
水のあげすぎに注意するようにしましょう。
受け皿に水がたまらないようにし、土が乾いてから水をあげることで根腐れも防げてコバエが寄りにくくなります。
霧吹きで表面を軽く湿らせる程度にするのもおすすめです。
土の上に「鉢底石」や「赤玉土」を敷くとコバエが発生しにくいです。
厚めに敷くことで土の湿度が適度に保たれ、見た目もすっきりしておしゃれになります。
これにより、コバエだけでなく他の害虫の予防にもつながります。
屋外でのコバエ対策のポイント
ベランダや庭の水たまりをなくすように心がけます。
タイルやコンクリートの目地や植木鉢の裏側、排水溝付近など細かい場所にも水が残らないようにし、できればスポンジや雑巾で拭き取り、乾いた状態を保つとより効果的です。
植木鉢の受け皿の水をこまめに捨てるようにしましょう。
受け皿自体を時々洗って清潔に保ち、湿ったまま放置しないようにすると、より効果的です。
できれば受け皿の下に防虫シートや乾燥剤を敷くとさらに安心です。
防虫ネットを活用するのもおすすめです。
目の細かいものを選び、窓やベランダの開口部だけでなく、換気口や隙間にも設置するとより高い効果が期待できます。
ネットは定期的に洗って清潔を保ち、破れがないか確認することも大切です。
コバエの習性を知って賢く対策
コバエはどこから来るの?
生ゴミや排水口、土の中で卵を産み、幼虫→成虫になります。
特に湿った場所や暗い隙間が好まれ、ほんの少しの水分でも増えていきます。
窓やドアの開閉時にも侵入しますが、換気扇や網戸の隙間、郵便受けなどからも入り込みますので注意が必要です。
繁殖のスピードと危険性
なんと1週間ほどで大量に増えることもあります。
そのため、ほんの数匹だからと油断していると、あっという間に数十匹、数百匹と広がってしまうことも。
放置せず、早めの対策がとても大切ですし、定期的にチェックして予防することも重要です。
コバエが発生しやすい季節・時間帯
高温多湿な梅雨〜夏がピークです。
特に湿気が多い日は一気に数が増えることもあります。
夜の電気に集まることも多いので、網戸をしっかり閉めるのはもちろん、隙間テープやカーテンを併用するとより効果的です。
早めに対策をして快適に過ごしましょう。
100均アイテムでできる簡単コバエ対策
100円ショップで買える便利グッズ
- コバエ取りシート
- 吊り下げ式捕獲器
- 排水口ネット
- 土の表面に置く防虫マット
実際に使ってみた人の口コミとコツ
「思ったより取れる!」という声が多いですが、併せて掃除もするのがポイントです。
設置する場所を変えたり、複数個所に置いたりすることで捕獲率が上がるという体験談もあります。
掃除と併せて行うと、より効果を実感しやすいですよ。
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コバエとり 置き型タイプ
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コバエ対策のNG行動
実は逆効果!? 間違った対策
生ゴミをそのまま放置してしまうのはNGです。
長時間放置すると臭いも強くなり、コバエの発生源になりやすいため、袋に入れて口を縛り、こまめに捨てることが大切です。
土の表面が常に湿っている状態はNGです。
湿ったままだとカビも生えやすく、コバエが好む環境になります。
土を乾かし気味にし、時には表面を軽くかき混ぜて通気をよくすると予防効果が高まります。
殺虫剤だけに頼るのは避けましょう。
殺虫剤だけに頼ると卵や幼虫が残りやすく、根本的な解決にならない場合があります。
掃除や発生源の除去と組み合わせることが大切です。
気をつけたい掃除のポイント
見えにくい排水口の奥や、ゴミ箱の裏も掃除しましょう。
排水口はフタを外して奥までブラシや歯ブラシなどで丁寧にこすり、ゴミ箱の裏は一度移動して床も拭き、壁との隙間もしっかり掃除するとより安心です。
ペットや赤ちゃんがいても安心なコバエ対策
安全な薬剤・対策グッズ
「天然成分配合」や「ペットOK」と表示されたものを選ぶと安心です。
スプレータイプだけでなく置き型やジェルタイプなどもあり、用途や部屋の広さに合わせて選ぶとより効果的です。
商品の裏面の成分表示を確認し、安心して使えるものを選びましょう。
自然派・無害な方法
お酢のトラップや、土にハーブを混ぜるのもおすすめです。
ハーブの種類をミントやラベンダーにすると香りも楽しめて、コバエ以外の害虫予防にも役立ちますし、見た目もおしゃれになります。
少し厚めにハーブを混ぜ込むと効果が長持ちするとも言われています。
さらに効果を高めるコツ
コバエ最強スプレーの選び方
アルコール成分や天然成分配合で速効性のあるものがおすすめです。
スプレーの噴射範囲や香りの強さ、持続時間も確認して選ぶとより効果的です。
小さなお子さんやペットがいる場合は、安全性に配慮されたものを選ぶと安心です。
SNSで話題のコバエ対策は
「ハッカ油スプレー」や「ドライヤーを使う」など、面白い方法も紹介されていました。
氷水に浮かべたペットボトルで誘引する方法や、レモングラスのアロマを使うアイデアなどもあり、手軽に試せる工夫がたくさんあります。
実践者の体験談や口コミ
番組を見て実践した人の声
「簡単なのにすぐ効果が出た!」という声が多く、特にお酢トラップが人気でした。
設置後すぐにコバエが寄ってきて、次の日には目に見えて減ったという体験談もあり、準備が簡単なわりにしっかり効果が感じられたという人が多いようです。
SNSでのリアルな評判まとめ
「100均グッズで十分だった!」という人もいれば、「プロに頼んだら一発だった」という声もあります。
両方を試してみた結果、最初はグッズで様子を見て、手に負えなくなったらプロに依頼したという人もいて、状況に応じて賢く使い分けるのがおすすめという意見もありました。
季節ごとのおすすめ対策
春・梅雨・夏・秋のコバエ事情
春〜夏に増えますが、暖房の効いた冬も油断は禁物です。
特に冬は暖房で室内が乾燥しつつも、暖かい場所に湿気が残りやすく、コバエが生き延びるケースもあります。
気温が低いからと安心せず、年間を通じてこまめな掃除と予防を続けることが大切です。
季節ごとに変わる対策のコツ
夏は湿気対策、冬は換気やこまめな掃除が大切です。
夏は除湿機やサーキュレーターを活用して空気を循環させ、冬は定期的に窓を開けて空気の入れ替えを行い、暖房で乾燥しすぎないように加湿器を併用するのもおすすめです。
これにより年間を通して快適な環境が保てます。
おすすめの専門業者と費用感
自分でできないときは?
大量発生してしまったら、無理せずプロに頼むのも◎です。
専門業者は短時間で原因を特定し、薬剤や道具もプロ仕様で徹底的に駆除してくれます。
事前に見積もりを取って相談することで安心して依頼できますし、その後の予防法まで教えてくれることもあります。
業者に頼む場合の相場
1万円前後からが多く、対応も早くて確実です。
業者によっては事前調査やアフターケアも含まれている場合があり、金額以上の安心感があります。
場合によっては複数社から見積もりを取り、サービス内容を比較するのもおすすめです。
あさイチ流コバエ対策で快適な夏を
番組に関するQ&A
Q. お酢トラップはどれくらい持つ?
A. 1〜2日ごとに取り替えると良いですよ。
液が濁ったり香りが弱まったりした場合はその都度新しいものに替えるとより効果的ですし、場所を変えてみると捕獲率が上がることもあります。
Q. 観葉植物は諦めるしかないの?
A. 土の工夫で十分に防げます。
土の種類や敷き方、厚さを工夫したり、鉢底石や防虫ネットを組み合わせたりすることで、より高い効果が期待できます。
植物の種類に合わせて土の管理をするのも大切です。
まとめ:今年の夏はコバエに悩まない!
いかがでしたか?コバエは、ちょっとした工夫と早めの対策で、ぐっと減らすことができます。
毎日のちょっとした心がけや掃除習慣を取り入れることで、発生を未然に防ぐことも可能です。
ぜひ今日から試してみて、快適なお部屋をキープしてくださいね。
【おまけ】コバエ対策チェックリスト
✅ 生ゴミはすぐ捨てる&ふた付きゴミ箱
✅ 観葉植物の土を乾かし気味に
✅ 100均グッズを活用
✅ 窓や排水口のチェック
✅ 自作トラップを設置
今年の夏は、スッキリ快適に過ごしましょう!
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