X(旧Twitter)を利用していて、「DMの既読が分からなくなった」「チェックマークの意味が変わった?」と感じたことはありませんか?
実は最近のアップデートで、XのDMはチャット形式に近い表示へ変更され、それに伴い既読の見え方も分かりにくくなっています。
ただし、既読機能そのものが廃止されたわけではありません。
この記事では、現在のXのDM仕様をもとに、既読の正しい見方やチェックマークの意味、確認方法、注意点まで分かりやすく解説します。
▼この記事でわかること
✅ XのDM既読表示がどのように変わったのか
✅ チェックマークの色・表示の正しい意味
✅ 既読ユーザーを確認する具体的な方法
✅ 既読が表示されない・分からない原因
✅ 既読を付けずにDMを見ることはできるのか
XのDMが「チャット形式」に変更された理由とは?
従来のDM表示との違い
以前のX(Twitter)のDMは、1通ごとのメッセージ表示が中心で、「既読」や「Seen」といった表示が比較的分かりやすい仕様でした。
現在は、LINEやWhatsAppに近いチャット形式のUIに変更され、会話の流れを重視した表示になっています。
この変更により、既読の位置や表現が直感的に分かりにくくなりました。
いつから仕様が変更された?
DMのチャット化は一度に行われたわけではなく、段階的なアップデートとして実施されています。
ユーザーや端末、アプリのバージョンによって見え方が異なる場合があるのも、このためです。
DM既読の見方はどう変わった?【結論:確認方法は残っている】
結論から言うと、DMの既読確認機能は現在も利用可能です。
ただし、以前と同じ感覚で探すと「見つからない」「消えた」と感じてしまいます。
既読表示は廃止されたわけではない
既読情報は以下の方法で確認できます。
- チェックマークの表示
- メッセージの「情報」画面
これらの要素は、従来のDM画面とは表示位置や確認手順が変わったものの、現在も正式な既読確認手段として利用できます。
以前のようにテキストで分かりやすく表示されなくなったため戸惑う人が多いですが、機能自体が削除・廃止されたわけではありません。
つまり、XのDM既読機能は「なくなった」のではなく、UI変更によって確認方法が分かりにくくなっただけであり、正しい場所を把握すれば今まで通り既読状況を確認できます。
以前と同じ感覚で確認できない理由
- チャット画面が簡素化され、余計なテキスト情報が省かれた
- 文字での「既読」表記が大幅に減り、視覚的なサインに置き換えられた
- アイコンやチェックマーク中心のUIになり、意味を知らないと判断しづらくなった
このように、情報量自体が減ったわけではなく「表示方法」が変わったことが、多くのユーザーにとって混乱を招いています。
その結果、「以前はすぐ分かった既読が見当たらない」「機能自体が削除されたのでは?」と感じやすくなり、『既読が消えた』という誤解につながりやすい状態になっています。
チェックマークの色の意味|既読・未読の正しい判断方法
DM画面では、メッセージ横に表示されるチェックマークで状態を判断します。
チェックマークなし=未送信/送信中
- 通信状況が不安定な状態にある
- インターネット接続が一時的に切れている、または電波が弱い
- まだ相手に送信処理が完了していない
この段階では、メッセージはXのサーバー側で送信待ちの状態となっており、相手のDM画面には一切表示されません。
そのため、相手に通知が届くこともなく、既読・未読といった判定自体が行われない状態です。
通信環境が安定すると自動的に送信され、次のステータスへ移行します。
チェックマーク1つの意味
- メッセージは送信済みの状態
- Xのサーバーから相手側へ正常に届けられている
- 相手はまだDM画面を開いていないため未読扱い
この段階では、メッセージ自体は相手のDM一覧に表示されていますが、内容が開かれていない限り既読は付きません。
相手が通知だけを見ている場合や、DM画面を開かずにスルーしている場合も、この「チェックマーク1つ」の状態が維持されます。
チェックマーク2つの意味(既読)
- 相手がメッセージを実際に開封し、内容を確認した状態
- 送信者側にとっては「相手が内容を見た」ことを示す既読のサイン
このチェックマークが2つ表示されている場合、少なくとも一度は相手がDM画面を開いていることを意味します。
ただし、必ずしも内容を最後まで読んだ、返信を考えている、といった状況までを保証するものではありません。
※チェックマークの色や表示位置、表示タイミングはアップデートによって変更される可能性があります。
そのため、既読表示が分かりにくいと感じた場合は、常に最新バージョンのアプリを利用することが推奨されます。
DMの「情報」画面で既読ユーザーを確認する方法【手順付き】
iPhoneアプリでの確認手順
- Xアプリを開く
- DMを確認したいチャットを開く
- 該当メッセージを長押し
- 「情報」をタップ
- 既読ユーザーを確認
Androidアプリでの確認手順
基本的な流れはiPhoneと同じです。
- メッセージを長押し
- 情報画面から既読状況を確認
PC(ブラウザ版X)での確認手順
- Xにログイン
- DMを開く
- メッセージ横の詳細アイコンをクリック
- 情報画面で既読を確認
DMで既読が表示されない・分からない原因まとめ
相手が通知・表示を制限している場合
相手が特定の通知設定や表示制限、プライバシー関連の制御を行っている場合、DMの既読情報がリアルタイム、または正確に反映されないことがあります。
例えば、通知を最小限に抑える設定や一部機能の制限を有効にしていると、既読が付くタイミングが遅れたり、送信者側から確認できないケースもあります。
グループDMの場合の仕様
グループDMでは、
- 参加メンバー全員がメッセージを開かないと、明確な既読表示が出ない場合がある
- 一部のユーザーのみが既読状態になり、他のメンバーは未読のまま残るケースがある
このように、グループDMではメンバーごとに既読状況が分かれるため、1対1のDMのように単純な「既読/未読」で判断できません。
その結果、「誰が読んだのか分からない」「既読が付いたのか判断しづらい」と感じやすくなり、1対1のDMとは異なる挙動に戸惑うユーザーも多くなっています。
一時的な不具合・アプリ未更新の可能性
- アプリが古く、最新の仕様に対応していない
- キャッシュ不具合により表示情報が正しく読み込まれていない
- X側で一時的なサーバーエラーや通信障害が発生している
このような場合、既読表示が正常に反映されないことがあります。
多くは深刻なトラブルではなく、アプリを最新バージョンへ更新する、端末を再起動する、キャッシュをクリアするといった基本的な対処で改善するケースがほとんどです。
時間を置いて再度確認することで、自然に解消されることもあります。
既読を付けずにDMを見ることはできる?【よくある質問】
通知プレビューで読む場合
スマホの通知プレビューで内容を確認する場合、既読は付きません。
通知画面上でメッセージの一部や全文を確認しただけでは、DM画面自体を開いていない扱いになるため、相手に既読が通知されることはありません。
そのため、「内容だけをサッと確認したい」「既読を付けずに状況を把握したい」という場合には、この方法が有効です。
機内モード・制限付き表示は有効?
一部では機内モードを使う方法が紹介されていますが、現在のXの仕様では確実な方法ではありません。
機内モード中に通知内容を確認できたとしても、通信を再開した瞬間に既読が付くケースがあり、意図せず相手に開封が伝わってしまう可能性があります。
そのため、既読を完全に防げる公式な手段とは言えず、あくまで一時的・非公式な方法として認識しておく必要があります。
公式に「既読オフ」機能はある?
現時点で、X公式には既読をオフにする機能はありません。
そのため、DMを開けば原則として既読が付く仕様となっており、LINEのように設定で既読通知を無効化することはできません。
今後のアップデートで仕様が変更される可能性はありますが、少なくとも現状ではユーザー側で既読を完全に制御する公式手段は用意されていない点に注意が必要です。
まとめ|XのDM既読表示は「廃止」ではなく「分かりにくくなっただけ」
- DMはチャット形式に変更された
- 既読機能は現在も利用可能
- チェックマークと情報画面を使えば確認できる
- 表示されない場合は設定・仕様・不具合を確認
今後もXは仕様変更が行われる可能性があるため、常に最新アプリを利用することが安心です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!


