夏といえば、浴衣を着て夜空を彩る花火を楽しむ季節ですね。
徳島県小松島市で開催される「小松島港まつり花火大会」は、地元の方はもちろん、県外から訪れる方にも人気のイベントです。
でも、「どこで見たらよく見えるの?」「人混みが苦手…」「子どもや年配の家族と一緒だから安心できる場所がいい」と悩むことはありませんか?
この記事では、そんなあなたのために、混雑を避けてゆったりと花火を楽しめる“穴場スポット”や、家族連れ・カップル・女性同士でも安心して過ごせるおすすめの場所をご紹介します。
アクセス方法や駐車場情報、SNS映えする撮影ポイントまで、初めての方でも安心できるよう丁寧にお届けします。
あなたにぴったりの観覧スポットを見つけて、素敵な夏の思い出を作りましょう。
小松島港まつり花火大会2025の開催概要
(画像引用元:小松島市公式サイト)
開催日はいつ?打ち上げ時間とスケジュール
2025年の小松島港まつり花火大会は、7月21日(月・祝)に開催予定です。
この日は毎年多くの人でにぎわい、地元の方にとっても楽しみな恒例イベントとなっています。
打ち上げ開始時間は20時からで、約1時間にわたり、夜空を彩る色とりどりの大輪の花火が楽しめます。
見どころは、海辺のロケーションを活かした美しい演出と、音楽に合わせたタイミングの良い打ち上げ。花火のプログラムも年々工夫されていて、家族連れからカップルまで幅広い年代が楽しめる構成になっています。
当日は早めに会場に向かうのがおすすめです。
16時〜17時の時間帯にはすでに人が集まり始めるので、少し余裕を持って到着すれば、ベンチに座ったり、屋台グルメを楽しんだりと、花火以外の時間もゆっくり過ごせますよ。
また、夕方から夜にかけては海風が気持ちよく、涼しい風を感じながらの観覧も魅力のひとつです。ぜひ、余裕をもって準備して、素敵な夏のひとときを楽しんでくださいね。
打ち上げ会場とアクセス方法
花火の打ち上げは、小松島町新港地区一帯の海岸エリアで行われます。このエリアは海沿いに開けており、開放感のある雰囲気の中でダイナミックな花火を楽しめるのが魅力です。
アクセスも比較的スムーズで、JR南小松島駅からは徒歩で約15分と、歩いて行ける距離に位置しています。道中には案内表示があり、地元の方の案内や交通整理スタッフも多く配置されるため、初めての方でも迷わずにたどり着くことができます。
駅周辺にはコンビニや休憩できるスポットも点在しているので、飲み物や軽食を購入してから会場に向かうのもおすすめです。また、会場の近くには駐輪場や臨時駐車場が設けられることもあり、公共交通機関を利用する方だけでなく、車や自転車での来場者にも配慮されています。
日中は暑さが厳しいこともありますが、夕方になると海風が心地よくなり、涼しさを感じながら歩けるのもこのエリアの魅力のひとつです。アクセスのしやすさと自然の開放感がバランスよく備わった、訪れやすい花火観覧スポットと言えるでしょう。
例年の来場者数と混雑傾向
例年は約2万人以上の来場者が集まる盛大なイベントで、花火大会が始まる前の夕方から徐々に人が増え始めます。特にJR南小松島駅から徒歩圏内の会場付近はアクセスが良いため、毎年大変な賑わいを見せます。
ステーションパーク周辺や屋台エリアは家族連れやカップルなどが多く訪れ、場所取りも早い時間から行われる傾向があります。こうした混雑が苦手な方や、静かに花火を楽しみたい方には、少し会場から離れたスポットを検討するのがおすすめです。
たとえば日峰山公園展望台や赤石海岸、和田島緑地広場などの穴場スポットでは、視界も広く落ち着いた雰囲気の中で花火を観賞できます。こうした場所は人の流れも比較的少なく、ゆったりとレジャーシートを広げたり、ピクニック気分でのんびりできるのが魅力です。
混雑を避けて自分だけの特別な時間を過ごしたい方には、あえて中心から少し離れた観覧スポットを選ぶことが、快適に花火大会を楽しむコツになります。
雨天時・延期の可能性と対応策
雨天決行ですが、荒天時は中止で延期はありません。
開催状況は小松島市公式ホームページやSNSの最新情報をこまめにチェックしましょう。
静かに花火を楽しめる穴場スポット特集
日峰山公園展望台|高台からの絶景と静けさ
自然に囲まれた展望台からは、夜空に広がる花火を一望できます。市街地の騒がしさから離れ、静かに楽しみたい方にぴったりです。
- おすすめポイント:高台ならではの視界の広がりと花火との一体感
- アクセス:車での来場が便利。駐車場は早めに確保を
- 注意点:夜間は足元が暗いため、懐中電灯があると安心
Map 1
赤石海岸(室戸阿南海岸国定公園)|海風と開放感を楽しむ静かな観覧エリア
少し距離はありますが、そのぶん人も少なめで、海風を感じながら花火をのんびり楽しめます。
- おすすめポイント:波音と共に見る花火は癒し効果抜群
- アクセス:車推奨。路上駐車は禁止なので注意
- 設備:トイレが少ないため事前に済ませておきましょう
Map 2
和田島緑地運動広場|住宅街裏の隠れ穴場
地元の人しか知らないような穴場で、広い芝生がありレジャーシートを広げてのんびりできます。
- おすすめポイント:ファミリーにも人気。花火の音も穏やかに届く距離感
- アクセス:住宅街を抜けての徒歩移動が必要。迷わないように地図アプリの活用を
- 注意点:照明が少ないので帰り道は注意が必要
Map 3
家族連れにおすすめ!安心して観賞できるスポット
ステーションパーク周辺|アクセスと屋台のバランス
南小松島駅から徒歩すぐの場所にあるステーションパーク周辺は、家族連れに人気の観賞エリアです。近くに屋台も出ており、お子さま連れでも楽しみながら過ごせます。
- おすすめポイント:駅から近く、ベンチやトイレもあり便利
- 注意点:夕方以降は混雑しやすいので、早めの到着がおすすめ
小松島みなと交流センター kocolo|休憩・トイレが充実
小さなお子さま連れやご高齢の方と一緒なら、設備が整った場所が安心ですね。kocoloでは多目的トイレや冷房の効いた休憩スペースがあり、快適に過ごせます。
- おすすめポイント:室内で休めるのは大きな魅力
- 注意点:花火の見え方は少し遠め。音はしっかり届きます
スロープ付き遊歩道ルート|バリアフリー移動のしやすさ
会場周辺にはスロープ付きの遊歩道も整備されており、ベビーカーや車いすの方でも安心して移動できます。
- おすすめポイント:段差が少なく、照明もあるので夜でも歩きやすい
- 注意点:スロープ周辺は歩行者が多くなるため、ゆとりを持って行動を
カップルにおすすめ!ロマンチックに楽しめる花火スポット
小松島みなと合同庁舎前|落ち着いた雰囲気で並んで観賞
人混みを少し離れた静かな場所で、大切な人と並んで座って花火を楽しみたい方にぴったりのスポットです。
- おすすめポイント:ほどよい距離感と静けさで会話も弾む
- アクセス:徒歩圏内でアクセスも良好
- 注意点:敷物を持参すると快適に座れます
赤石海岸・和田島緑地|海風とともに過ごす癒しの時間
波の音に包まれながら、ゆったりとした時間を過ごせる穴場スポット。帰りも混雑を避けやすいので安心です。
- おすすめポイント:車でのアクセス可、混雑も少なめ
- 注意点:街灯が少ないので帰り道の安全に配慮を
Map 2・Map 3 をご参照ください。
日峰山公園展望台|特別な日を彩る幻想的な光景
高台から見下ろす花火と夜景は、まるで映画のワンシーンのよう。記念日や特別な日に訪れると忘れられない思い出になります。
- おすすめポイント:夜景と花火の両方が楽しめる希少なロケーション
- 注意点:駐車場が限られているので早めの行動を
Map 1 をご参照ください。
花火大会で楽しみたい!屋台グルメとおすすめの食べ歩きポイント
会場周辺の人気屋台グルメをチェック
花火だけでなく、会場に並ぶ屋台も楽しみのひとつ。たこ焼き、焼きそば、かき氷、ベビーカステラなど定番のほか、地元グルメが並ぶことも。
- おすすめポイント:屋台が集中するのは南小松島駅〜ステーションパーク周辺
- 混雑対策:18時頃には混み始めるので、早めの食事がおすすめです
地元ならではの味も楽しんで
徳島名物「フィッシュカツ」や、阿波尾鶏を使った焼き鳥など、地元ならではの味もぜひ味わってみてください。
- 注意点:食べ歩きしながらの移動は人混みで危険な場合もあるので、座れる場所でゆっくり楽しんでくださいね
食事スポットとしての穴場ベンチ&休憩エリア
混雑時は座れる場所が限られますが、ステーションパークのベンチや、kocolo周辺には比較的空いている休憩所も。
- 家族連れにもおすすめ:食事も落ち着いてできる環境です
持ち物と服装のチェックリスト|快適に過ごすための準備
花火大会の必須アイテム
持っておくと安心なアイテムを以下にまとめました。
- レジャーシート(座る用)
- 飲み物(熱中症対策に)
- タオル・汗拭きシート
- 虫除けスプレー・うちわ
- モバイルバッテリー(写真撮影・連絡用)
- 懐中電灯またはスマホライト(夜道対策)
服装のポイントと注意点
- 日中は暑く、夜は涼しくなるので、羽織れる上着があると安心です
- 草地や砂地では、**歩きやすい靴(スニーカー)が◎
- 浴衣で行く場合は、履き慣れた下駄や草履を選んで
アクセス・混雑回避のための交通ガイド
電車でのアクセス方法とおすすめの時間帯
最寄り駅はJR南小松島駅。17時~18時は混雑ピークなので、できれば16時頃までに到着がおすすめです。
- 帰りのポイント:花火終了後は改札周辺が非常に混雑します。少し時間をずらしてから移動するとスムーズです
車での来場と駐車場のコツ
周辺には臨時駐車場や有料駐車場がありますが、すぐ満車になるため事前予約できる駐車場の利用が便利です。
- 渋滞回避ルート:国道55号線ではなく、地元道路を活用すると比較的スムーズです
尚、今年は小松島市より事前予約が必要ですが、有料駐車場を2箇所設置するとのアナウンスがありました。詳細は以下の通りです。
対象駐車場
小松島ステーションパーク ニホンフラッシュたぬき広場特設駐車場 50台
小松島市小松島町新港29-13
小松島市立図書館駐車場 65台
小松島市小松島町新港29
利用可能時間
2025年7月21日(月・祝)16:00~22:00
駐車料金
1台 2,000円
予約方法
小松島商工会議所に直接来所、または電話により申込みしてください。
住所:小松島市小松島町字新港36番地
電話:0885-32-3533
受付時間:平日 8:30~17:15
帰宅時間をずらして混雑回避
花火が終わってすぐに移動せず、少し余裕を持って休憩してから出発することで、混雑を避けられます。
- おすすめ:kocoloや合同庁舎前広場でゆっくりしてから帰るのも◎
SNS映えスポットと写真の撮り方ガイド
夜景と花火のコラボが楽しめる展望スポット
日峰山公園展望台は、花火と一緒に夜景も収められる絶好の撮影スポットです。ロマンチックな写真を撮りたいカップルにもぴったり。
- おすすめ時間帯:夕暮れ前に到着して、空の色が変わる瞬間を狙うのがベスト
- 注意点:暗くなると三脚が便利ですが、周囲の人の迷惑にならないように配慮を
屋台と花火のコントラストが可愛いエリア
ステーションパーク周辺では、屋台の明かりと空に咲く花火を一緒に撮影できます。お祭り気分をSNSに投稿したい方にぴったりです。
- 写真のコツ:スマホでも夜景モードを活用すると明るく写ります
海辺ならではの反射を活かした撮影術
赤石海岸では、水面に映る花火が幻想的。潮風を感じながら撮影するひとときは、夏の思い出になりますよ。
- SNSで人気のタグ例:#小松島花火 #徳島夏祭り #花火デート
遠方から訪れる人におすすめの宿泊情報
会場からアクセスしやすいホテル一覧
南小松島駅や小松島市内にはビジネスホテルや旅館もいくつかあります。車で移動する場合は、徳島市内の宿も候補に。
- 近隣ホテル例:ホテルサンルート徳島、JRホテルクレメント徳島など
- 早めの予約を!:花火大会シーズンはすぐ満室になるため、6月中の予約が理想です
カップル・家族向けの宿の選び方
- カップル:夜景が見える高層階のお部屋や温泉付き宿がおすすめ
- センチュリープラザホテル(南小松島):夜景と大浴場付きのくつろぎホテル。
- スーパーホテル徳島・小松島天然温泉:駅近&天然温泉で快適ステイ。
- JRホテルクレメント徳島(徳島駅直結):夜景も楽しめる高層階客室が魅力。
- 小松島リゾート Snow Peak Glamping:プライベート感あるグランピング体験。
- 眉山海月(徳島市):温泉と絶景夜景で贅沢なひとときを。
- ファミリー:無料駐車場や朝食付き、子ども用アメニティがあると安心です
- スーパーホテル徳島・小松島天然温泉:子ども用貸出備品や無料朝食がうれしい。
- ホテルサンルート徳島:徳島駅前でアクセス良好、広めのお部屋あり。
- ルートイン徳島空港:駐車場完備&ファミリー向けプラン充実。
- ビジネスホテルエーゲ(小松島市):リーズナブルで家族旅行に便利。
よくある質問(FAQ)
Q1. トイレはどこにありますか?
A. メイン会場周辺(ステーションパークやkocolo)には公衆トイレがありますが、混雑する時間帯は並ぶことも。早めに済ませるか、穴場エリアのトイレも確認しておきましょう。
Q2. 花火の音は大きいですか? 小さい子どもでも大丈夫?
A. 打ち上げ場所近くではかなり大きな音がします。音に敏感なお子さんがいる場合は、少し離れた赤石海岸や和田島緑地広場などがおすすめです。
Q3. 会場での場所取りは何時頃からできますか?
A. 午後から徐々に人が集まりますが、確実に場所を確保したい場合は15時頃までに到着を。敷物や虫よけスプレーをお忘れなく。
Q4. 花火が中止になった場合はどうなるの?
A. 荒天時は中止、延期はありません。公式サイトやSNSで当日の開催情報をチェックしてくださいね。
まとめ
小松島港まつり花火大会2025は、夏の夜を彩る感動的なイベントです。
この記事では、初めて訪れる方でも安心して楽しめるように、混雑を避ける穴場スポットや家族・カップル向けの観覧エリア、グルメ、持ち物、アクセス方法まで幅広くご紹介しました。
特に、静かな場所でのんびり見たい方には「日峰山公園展望台」や「赤石海岸」がおすすめ。家族連れには設備が整った「ステーションパーク」や「kocolo」が安心ですし、カップルなら「合同庁舎前」や海辺のスポットでロマンチックな時間を過ごせます。
また、花火だけでなく屋台グルメや写真撮影の楽しみもいっぱい。持ち物や服装も事前に準備して、混雑回避の交通情報もチェックしておけば、より快適に過ごせます。
今年の夏は、あなたらしいスタイルで小松島港まつり納涼花火大会を楽しんでくださいね。きっと、心に残る素敵な一日になりますように。