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【Excel】フィルターの使い方を初心者向けに解説|複数条件・解除・できない原因まで完全ガイド

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パソコン関連

Excelで大量のデータを扱っていると、「特定の商品だけを表示したい」「担当者ごとのデータだけ見たい」と思うことはありませんか。

そんなときに便利なのがフィルター機能です。

フィルターを使えば、必要なデータだけを瞬時に表示できるため、売上表や顧客リスト、在庫管理など、さまざまな場面で作業効率が大幅に向上します。

しかし、

  • フィルターの設定方法が分からない
  • 複数条件で絞り込みたい
  • 色でフィルターをかけたい
  • フィルターが解除できない
  • フィルターが使えない

などで困っている方も少なくありません。

この記事では、Excelのフィルター機能の基本操作から応用テクニック、トラブルの対処法まで、初心者にも分かりやすく詳しく解説します。

▼この記事でわかること

  • Excelでフィルターを設定する方法
  • データを条件で絞り込む方法
  • 数値・文字・日付・色で検索する方法
  • 複数条件でフィルターする方法
  • フィルターを解除・削除する方法
  • フィルターが使えない原因と対処法
  • 作業効率が上がるショートカット

▼この記事の結論

  • フィルターは「データ」タブから簡単に設定できる
  • 数値・文字・日付・色など多彩な条件で絞り込みできる
  • 複数列を組み合わせれば目的のデータを素早く見つけられる
  • フィルターが使えない場合はセル結合や空白行などを確認する
  • ショートカットを覚えるとさらに作業効率がアップする
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  1. Excelのフィルターとは?
    1. フィルター機能でできること
    2. フィルターと並べ替え(ソート)の違い
  2. Excel フィルター機能 バージョン別対応表
    1. 補足
  3. Excelでフィルターを設定する方法
    1. 手順① 表全体を選択する
    2. 手順② 「データ」タブをクリックする
    3. 手順③ 「フィルター」をクリックする
    4. 手順④ ▼をクリックして条件を選択する
      1. フィルター設定時のポイント
  4. フィルターでデータを絞り込む方法
    1. チェックボックスで絞り込む方法
      1. 手順
      2. この方法がおすすめの場面
    2. 検索ボックスを使って絞り込む方法
      1. 手順
      2. 検索ボックスを使うメリット
    3. 数値フィルターを使う方法
      1. 主な数値フィルター
    4. 文字列フィルターを使う方法
      1. 主な文字列フィルター
      2. 活用例
    5. 日付フィルターを使う方法
      1. 利用できる条件
    6. カスタムフィルターで細かく条件を指定する
  5. 複数条件でフィルターする方法
    1. 手順
      1. 複数条件を活用する場面
  6. 色でフィルターする方法
    1. セルの色でフィルターする方法
      1. 手順
      2. 活用例
    2. フォントの色でフィルターする方法
    3. アイコンフィルターを使う方法
      1. ワンポイント
  7. フィルターを解除・削除する方法
    1. 特定の列だけフィルターを解除する方法
      1. 手順
    2. すべてのフィルターを解除する方法
      1. 手順
    3. フィルター機能そのものを削除する方法
      1. 手順
  8. フィルターが使えない原因と対処法
    1. 原因① 見出し行がない
      1. 対処法
    2. 原因② セルが結合されている
      1. 対処法
    3. 原因③ 表の途中に空白行・空白列がある
      1. 対処法
    4. 原因④ シートが保護されている
      1. 対処法
    5. 原因⑤ フィルターがグレーアウトしている
      1. 対処法
  9. Excelフィルターの便利なショートカット
  10. オートフィルターと詳細設定フィルターの違い
  11. フィルターを使うときの注意点
    1. 非表示と削除は違う
    2. フィルターした状態で印刷できる
    3. コピーするときは注意する
    4. 集計結果に注意する
  12. よくある質問(FAQ)
    1. Q. フィルターと並べ替え(ソート)の違いは何ですか?
    2. Q. フィルターが解除できません。
    3. Q. フィルターの▼が表示されません。
    4. Q. フィルターした状態で印刷できますか?
    5. Q. ショートカットはありますか?
  13. まとめ

Excelのフィルターとは?

Excelのフィルターとは、表の中から条件に一致するデータだけを表示し、それ以外のデータを一時的に非表示にする機能です。

データそのものは削除されないため、必要な情報だけを素早く確認できます。

例えば次のような場面で活躍します。

  • 売上が10万円以上の商品だけ表示する
  • 東京支店だけ表示する
  • 担当者Aの案件だけ確認する
  • 完了した案件だけ表示する
  • 赤色で塗られたセルだけ表示する

数百〜数万件のデータでも、一瞬で目的の情報を探せるのがフィルターの大きなメリットです。

フィルター機能でできること

Excelのフィルターでは、次のような絞り込みができます。

できること 内容
文字で検索 商品名や担当者名を検索できる
数値で検索 ○○以上・○○以下などで絞り込める
日付で検索 今日・今月・先月などを表示できる
色で検索 セル色・文字色で表示できる
複数条件検索 複数列を組み合わせて検索できる
検索ボックス 大量データから素早く検索できる

非常に多機能なので、一度覚えるとExcel作業が大幅に効率化します。

フィルターと並べ替え(ソート)の違い

初心者が混同しやすいのが、「フィルター」と「並べ替え(ソート)」です。

どちらもデータ整理に役立つ機能ですが、目的が異なります。

項目 フィルター 並べ替え(ソート)
目的 条件に合うデータだけ表示 データを順番に並べる
データの順番 変わらない 変わる
用途 必要なデータを探す 見やすく整理する
元データ 削除されない 削除されない

例えば、

  • 「東京都だけ表示したい」→ フィルター
  • 「売上順に並べたい」→ 並べ替え

という使い分けになります。

フィルター機能は、現在サポートされている主要なExcelのバージョンで利用できます。
ただし、Microsoft 365では新機能が追加されることがあり、画面表示や一部の機能名称が異なる場合があります。

お使いのExcelが対応しているか、以下の表で確認してみましょう。

Excel フィルター機能 バージョン別対応表

機能 Microsoft 365 Excel 2021 Excel 2019 Excel 2016
フィルターの設定
検索ボックスによる絞り込み
数値フィルター
文字列フィルター
日付フィルター
色でフィルター
アイコンでフィルター(条件付き書式)
複数列での絞り込み
Ctrl + Shift + L ショートカット
テーブルの自動フィルター
詳細設定フィルター

補足

  • Microsoft 365:常に最新機能へアップデートされるため、画面デザインやメニュー表示が変わる場合があります。
  • Excel 2021:Microsoft 365に近い機能を搭載しています。
  • Excel 2019:本記事で紹介した基本的なフィルター機能はすべて利用できます。
  • Excel 2016:基本操作は同じですが、一部の画面デザインやアイコン配置が異なる場合があります。
本記事で紹介している操作は、Microsoft 365・Excel 2021・Excel 2019・Excel 2016でほぼ共通です。
画面の見た目が多少異なっていても、「データ」タブ → 「フィルター」から設定する基本的な手順は変わりません。

Excelでフィルターを設定する方法

フィルターの設定は数クリックで完了します。

初めて使う方でも簡単なので、まずは基本操作を覚えましょう。

手順① 表全体を選択する

フィルターを設定したい表の中にカーソルを置きます。

表全体をドラッグして選択しても構いませんが、表内のセルを1つ選択しているだけでもExcelが自動で範囲を認識する場合がほとんどです。

ポイント

  • 表には見出し(タイトル行)を作成しておく
  • データの途中に空白行を入れない

手順② 「データ」タブをクリックする

画面上部のリボンから「データ」タブをクリックします。

「並べ替えとフィルター」グループにあるフィルター機能を使用します。

手順③ 「フィルター」をクリックする

「フィルター」をクリックすると、見出しセルに▼(ドロップダウンボタン)が表示されます。

これでフィルターの設定は完了です。

手順④ ▼をクリックして条件を選択する

表示された▼をクリックすると、

  • チェックボックス
  • 検索ボックス
  • 数値フィルター
  • 文字列フィルター
  • 日付フィルター

などが表示されます。

条件を指定すれば、該当するデータだけが表示されます。

フィルター設定時のポイント

  • 必ず見出し行を作成する
  • 表の途中に空白行を入れない
  • セル結合はできるだけ避ける
  • データは表形式で管理する

これらを守ると、フィルターが正しく動作しやすくなります。

フィルターでデータを絞り込む方法

フィルターを設定したら、次は条件を指定して必要なデータだけを表示してみましょう。

Excelでは文字・数値・日付・色など、さまざまな条件で絞り込みができます。

操作はどれも簡単なので、目的に応じて使い分けることで作業効率が大幅に向上します。

チェックボックスで絞り込む方法

もっとも基本的な方法が、チェックボックスを使った絞り込みです。

例えば、都道府県の一覧から「東京都」だけを表示したい場合は、チェックを利用します。

手順

  1. フィルターの▼をクリックする
  2. 「(すべて選択)」のチェックを外す
  3. 表示したい項目だけチェックを付ける
  4. 「OK」をクリックする

すると、選択したデータだけが表示されます。

この方法がおすすめの場面

  • 担当者別に表示したい
  • 支店ごとに表示したい
  • 商品カテゴリごとに確認したい
  • 特定の顧客だけ表示したい

項目数が少ない場合は、この方法が最も簡単です。

検索ボックスを使って絞り込む方法

データ件数が多い場合は、検索ボックスを利用すると便利です。

例えば、数百件ある商品名の中から「ノート」と入力するだけで、該当するデータだけが表示されます。

手順

  1. ▼をクリックする
  2. 上部の検索ボックスをクリックする
  3. キーワードを入力する
  4. 表示された候補にチェックを入れる
  5. 「OK」をクリックする

検索ボックスを使うメリット

  • 数百件のデータでも素早く検索できる
  • 長いリストでもスクロール不要
  • 入力途中でも候補が絞り込まれる

大量のデータを扱う場合は、チェックボックスよりも効率的です。

数値フィルターを使う方法

数値データでは、一定の条件を指定して絞り込めます。

例えば、

  • 売上10万円以上
  • 在庫数50個未満
  • 点数80点以上

などの条件を設定できます。

主な数値フィルター

機能 内容
指定の値と等しい 完全一致する数値
指定の値より大きい ○○以上を表示
指定の値より小さい ○○以下を表示
指定の範囲内 最小値〜最大値を指定
上位10項目 順位で抽出
平均以上 平均値より高いデータ

売上列で

「100000より大きい」

を指定すると、10万円以上の売上だけを表示できます。

営業資料や売上分析では特によく使われる機能です。

文字列フィルターを使う方法

文字データでは、特定の文字を含むデータだけを表示できます。

例えば、

  • 「株式会社」を含む会社名
  • 「東京」で始まる住所
  • 「店」で終わる店舗名

などを抽出できます。

主な文字列フィルター

機能 内容
指定の文字列を含む 途中に文字がある
指定の文字列で始まる 先頭一致
指定の文字列で終わる 末尾一致
指定の文字列と等しい 完全一致
指定の文字列と等しくない 除外検索

活用例

会社名一覧から

「株式会社」

だけを表示したり、

メールアドレスから

「gmail.com」

だけ抽出したりできます。

日付フィルターを使う方法

日付データでは、期間を指定して簡単に検索できます。

利用できる条件

  • 今日
  • 昨日
  • 明日
  • 今週
  • 先週
  • 来週
  • 今月
  • 先月
  • 来月
  • 今年
  • 昨年

売上日から

「今月」

を選択すると、今月の売上だけを表示できます。

営業管理や経理業務で非常によく利用される機能です。

カスタムフィルターで細かく条件を指定する

より詳細な検索をしたい場合は、「ユーザー設定フィルター(カスタムフィルター)」を利用できます。

例えば、

  • 売上が10万円以上かつ50万円以下
  • 商品名に「ノート」を含む
  • 日付が4月1日以降

など、複雑な条件も設定できます。

条件を組み合わせることで、必要なデータだけを正確に抽出できます。

複数条件でフィルターする方法

Excelでは、複数の列にフィルターを設定することで、より細かい条件でデータを絞り込めます。

例えば、売上管理表で次のような条件を指定できます。

  • 地域:東京
  • 担当者:佐藤
  • 売上:10万円以上

このように複数列で条件を設定すると、**すべての条件を満たすデータ(AND条件)**だけが表示されます。

手順

  1. 「地域」で「東京」を選択する
  2. 「担当者」で「佐藤」を選択する
  3. 「売上」で「100000以上」を設定する

すると、「東京支店の佐藤さんが担当した売上10万円以上のデータ」だけが表示されます。

複数条件を活用する場面

  • 支店別の売上分析
  • 担当者ごとの実績確認
  • 商品カテゴリ別の集計
  • 在庫数が少ない商品の抽出
  • 特定期間のデータ確認

大量データを扱う際には欠かせない便利な機能です。

色でフィルターする方法

条件付き書式やセルの色を使っている表では、色を条件に絞り込むこともできます。

例えば、

  • 赤色のセルだけ表示
  • 黄色で塗られたデータだけ表示
  • 緑色のフォントだけ表示

といった抽出が可能です。

セルの色でフィルターする方法

手順

  1. ▼をクリックする
  2. 「色でフィルター」を選択する
  3. 表示したいセルの色をクリックする

これで、指定した背景色のデータだけが表示されます。

活用例

  • 納期遅延を赤色で管理
  • 完了案件を緑色で管理
  • 要確認データを黄色で管理

色分けしている表では非常に便利です。

フォントの色でフィルターする方法

背景色だけでなく、文字色でも絞り込めます。

例えば、

  • 赤文字だけ表示
  • 青文字だけ表示

などの抽出が可能です。

重要データや修正箇所を色分けしている場合に役立ちます。

アイコンフィルターを使う方法

条件付き書式で

  • 矢印
  • 信号機
  • チェックマーク

などのアイコンを設定している場合は、アイコンごとに絞り込むこともできます。

例えば、

  • 「↑」だけ表示
  • 「緑の信号」だけ表示

といった使い方が可能です。

売上評価や進捗管理などで便利な機能です。

ワンポイント

フィルターは並べ替え(ソート)と組み合わせて使うと、目的のデータをさらに見つけやすくなります。

例えば、「売上10万円以上」に絞り込んだ後、売上金額の高い順に並べ替えることで、上位のデータをすぐに確認できます。

フィルターを解除・削除する方法

フィルターを設定したあと、「すべてのデータを表示したい」「フィルター機能自体を削除したい」という場面があります。

ここでは、フィルターの解除方法と削除方法を紹介します。

特定の列だけフィルターを解除する方法

一部の列だけ絞り込みを解除したい場合は、該当列のフィルター設定をクリアします。

手順

  1. フィルターの▼をクリックする
  2. 「○○列からフィルターをクリア」をクリックする

これで、その列だけ元の表示に戻ります。
他の列に設定したフィルターはそのまま残るため、必要な条件だけを解除したいときに便利です。

すべてのフィルターを解除する方法

設定したすべてのフィルターを一度に解除したい場合は、リボンのコマンドを使います。

手順

  1. 「データ」タブをクリックする
  2. 「並べ替えとフィルター」グループの「クリア」をクリックする

すべてのデータが再表示されます。

「クリア」はフィルター条件だけを解除する機能です。
フィルター機能(▼)はそのまま残るため、再度条件を設定できます。

フィルター機能そのものを削除する方法

▼(ドロップダウンボタン)も非表示にしたい場合は、フィルター機能をオフにします。

手順

  1. 表内のセルを選択する
  2. 「データ」タブをクリックする
  3. 「フィルター」をクリックする

もう一度クリックすると、フィルターが再び有効になります。

フィルターが使えない原因と対処法

フィルターが設定できない、正しく動作しない場合は、次の原因が考えられます。

原因① 見出し行がない

フィルターは、見出し(タイトル)行を基準に動作します。

見出しがない表では、正しくフィルターを設定できないことがあります。

対処法

  • 1行目に見出しを作成する
  • 各列のタイトルを入力する

原因② セルが結合されている

見出しやデータ部分でセルを結合していると、フィルターが正常に機能しないことがあります。

対処法

  • セル結合を解除する
  • 「選択範囲内で中央」を利用する

セル結合について詳しく知りたい方は、『Excelでセルを結合する方法』の記事もご覧ください。

原因③ 表の途中に空白行・空白列がある

空白行や空白列があると、Excelが表の範囲を正しく認識できません。

対処法

  • 空白行・空白列を削除する
  • データを連続した表形式にする

原因④ シートが保護されている

保護されたシートでは、フィルター操作が制限される場合があります。

対処法

  1. 「校閲」タブをクリックする
  2. 「シート保護の解除」を実行する

原因⑤ フィルターがグレーアウトしている

「フィルター」ボタンがクリックできない場合は、次の原因が考えられます。

  • 編集モードになっている
  • 共同編集の制限
  • 保護ビューで開いている
  • ファイルが読み取り専用

対処法

  • EnterキーやEscキーで編集を終了する
  • 編集を有効にする
  • ファイルを保存し直す
  • 読み取り専用を解除する

Excelフィルターの便利なショートカット

ショートカットを覚えると、フィルター操作がさらにスピーディーになります。

ショートカットキー できること おすすめ度
Ctrl + Shift + L フィルターのオン・オフを切り替える ★★★★★
Alt + ↓ 選択した見出しのフィルターメニューを開く ★★★★★
↑ / ↓ フィルター項目を移動する ★★★★☆
Space チェックボックスのオン・オフを切り替える ★★★★☆
Enter 選択した条件でフィルターを実行する ★★★★★
Esc フィルターメニューを閉じる ★★★☆☆
Ctrl + Home 表の先頭へ移動する ★★★☆☆
Ctrl + End データの最後へ移動する ★★★☆☆

まず覚えたいのは「Ctrl + Shift + L」と「Alt + ↓」の2つです。

この2つだけでも、マウスを使わずにフィルターのオン・オフや条件の選択を素早く行えるため、日常的なExcel作業の効率が大きく向上します。

特に Ctrl + Shift + L は使用頻度が高く、覚えておくと作業時間を大きく短縮できます。

オートフィルターと詳細設定フィルターの違い

Excelには通常のフィルター(オートフィルター)のほかに、詳細設定フィルターも用意されています。

項目 オートフィルター 詳細設定フィルター
使いやすさ ★★★★★ ★★★☆☆
初心者向け
複雑な条件指定
別の場所へ抽出 ×
設定の簡単さ

通常の表であれば、オートフィルターだけで十分対応できます。

一方、複雑な条件や別シートへの抽出が必要な場合は、詳細設定フィルターが役立ちます。

フィルターを使うときの注意点

非表示と削除は違う

フィルターで表示されなくなったデータは削除されたわけではありません

条件を解除すれば、元どおり表示されます。

フィルターした状態で印刷できる

フィルター後に印刷すると、表示されているデータだけが印刷されます。

必要なデータだけを印刷したい場合に便利です。

コピーするときは注意する

フィルター中にコピーすると、表示されているセルだけがコピーされます。

非表示のデータも含めてコピーしたい場合は、フィルターを解除してから操作しましょう。

集計結果に注意する

フィルター後のデータでは、関数によっては非表示のデータも集計対象になる場合があります。

表示されているデータだけを集計したい場合は、SUBTOTAL関数AGGREGATE関数を利用すると便利です。

よくある質問(FAQ)

Q. フィルターと並べ替え(ソート)の違いは何ですか?

フィルターは条件に一致するデータだけを表示する機能です。

一方、並べ替え(ソート)はデータの並び順を変更する機能です。

Q. フィルターが解除できません。

「データ」タブ → 「クリア」をクリックすると、設定したフィルター条件を解除できます。

Q. フィルターの▼が表示されません。

フィルターがオフになっている可能性があります。

「データ」タブ → 「フィルター」をクリックして有効にしてください。

Q. フィルターした状態で印刷できますか?

はい。表示されているデータだけを印刷できます。

Q. ショートカットはありますか?

最も便利なのは Ctrl + Shift + L です。

フィルターのオン・オフを素早く切り替えられます。

まとめ

Excelのフィルターは、大量のデータから必要な情報だけを素早く表示できる便利な機能です。

初心者でも基本操作を覚えれば、売上管理や顧客リスト、在庫管理など、さまざまな業務で効率よくデータを確認できます。

今回ご紹介した内容をおさらいしましょう。

  • フィルターは「データ」タブから簡単に設定できる
  • 数値・文字・日付・色など多彩な条件で絞り込みできる
  • 複数条件を組み合わせることで、目的のデータを効率よく抽出できる
  • フィルターが使えない場合は、見出し・セル結合・空白行・シート保護などを確認する
  • ショートカットを活用すると、日々の作業効率がさらに向上する

ぜひ本記事を参考に、Excelのフィルター機能を活用して、データ整理や分析をよりスムーズに進めてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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