Apple初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」に、耐久性をめぐる新たな懸念が浮上しています。
スマートフォンの耐久テストで知られるYouTubeチャンネル「JerryRigEverything」が、iPhone Duoの耐久テスト動画を公開しました。
今回のテストでは、外側ディスプレイが比較的高い耐傷性を示した一方、ヒンジ部分に砂やホコリが入り込み、正常に閉じられなくなる問題が発生。さらに、曲げテストでは内側ディスプレイに緑色の線が現れ、最終的に画面が反応しなくなる結果となりました。
iPhone Duoは、Appleが初めて発売した折りたたみiPhoneとして注目されている製品です。
それだけに、購入を検討している方や、すでに購入した方にとって、耐久性は気になるところではないでしょうか。
この記事では、JerryRigEverythingが公開した耐久テストの内容を詳しく紹介するとともに、今回確認された問題点、日常使用への影響、故障を防ぐための注意点をわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- iPhone Duoの耐久テストで何が起きたのか
- 外側と内側のディスプレイの耐傷性
- ヒンジに砂やホコリが入り込んだ際の症状
- 曲げテストで画面が故障した経緯
- iPhone Duoを長く使うための注意点
- 故障した場合のAppleの保証と修理対応

iPhone DuoがJerryRigEverythingの耐久テストで破損
2026年10月、JerryRigEverythingがAppleの折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」の耐久テスト動画を公開しました。
JerryRigEverythingは、YouTuberのZack Nelson(ザック・ネルソン)氏が運営するYouTubeチャンネルです。
スマートフォンのディスプレイに傷を付けたり、本体を曲げたりするなど、一般的な使い方では想定されない過酷なテストを実施することで知られています。
今回のiPhone Duoについても、複数の耐久テストが行われました。
JerryRigEverythingが実施したテスト内容
主な検証内容は、次のとおりです。
- 外側ディスプレイの耐傷テスト
- 内側ディスプレイの耐傷テスト
- Nano-textureカバー層の検証
- フレームなどの素材や構造の確認
- 砂やホコリを使った異物侵入テスト
- 本体に力を加える曲げテスト
このうち、特に問題となったのが「ヒンジ部分への異物侵入」と「曲げテストによる内側ディスプレイの故障」です。
耐久テストの結果を一覧表で確認
| テスト項目 | 結果 |
|---|---|
| 外側ディスプレイ | モース硬度レベル7で軽い傷 |
| 内側ディスプレイ | モース硬度レベル2で傷が発生 |
| 爪による傷 | 内側画面に跡が残る |
| Nano-textureカバー層 | 画面点灯時に傷が目立ちにくい効果 |
| 砂・ホコリへの耐久性 | ヒンジに異物が侵入 |
| 折りたたみ動作 | 完全に閉じられなくなる |
| 1回目の曲げテスト | 内側画面に緑色の線が発生 |
| 2回目の曲げテスト | 画面の線が増加 |
| 最終的な状態 | 内側ディスプレイが反応しなくなる |
※モース硬度は主に鉱物の傷つきにくさを示す尺度で、数値が高いほど硬い物質を表します。
今回の耐久テストでは、iPhone Duoの外側ディスプレイは一定の耐傷性を示しました。
しかし、内側ディスプレイとヒンジ周辺については、折りたたみスマートフォン特有の弱点が確認された形です。
JerryRigEverythingの耐久テスト動画
実際の検証内容は、JerryRigEverythingが公開した以下の動画で確認できます。
実際に日常生活で使った場合に、同じ故障が発生するとは限りません。
外側ディスプレイは傷に強いが内側は傷つきやすい
iPhone Duoは、閉じた状態で使う外側ディスプレイと、開いた状態で使う内側ディスプレイの2つを搭載しています。
Appleの公式仕様によると、それぞれの画面は次のようになっています。
| 項目 | 外側ディスプレイ | 内側ディスプレイ |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 5.4インチ | 7.6インチ |
| ディスプレイ | OLED | 折りたたみ式OLED |
| 表面の特徴 | Ceramic Shield 2 | Nano-texture仕上げ |
| 主な用途 | 通常のスマホ操作 | 大画面での作業・動画視聴 |
今回の耐久テストでは、2つの画面で傷への強さに大きな違いが見られました。
iPhone Duoの内側ディスプレイをイメージした画像。外側画面とは表面の構造が異なります。
外側ディスプレイはモース硬度レベル7で傷が発生
iPhone Duoの外側ディスプレイには、Appleの「Ceramic Shield 2」が採用されています。
JerryRigEverythingのテストでは、モース硬度レベル7で軽い傷が確認されました。
これは、外側ディスプレイが比較的高い耐傷性を持つことを示しています。
日常生活では、スマートフォンをバッグやポケットに入れた際、鍵や硬い物と接触する可能性があります。
もちろん、Ceramic Shield 2を採用しているからといって、絶対に傷が付かないわけではありません。
しかし、今回のテストでは、外側ディスプレイの耐傷性は比較的良好な結果となりました。
内側ディスプレイはレベル2で傷が発生
一方、内側の7.6インチディスプレイでは、モース硬度レベル2から傷が付き始めました。
さらに、爪で圧力を加えた際にも跡が残ることが確認されています。
折りたたみスマートフォンの内側ディスプレイは、画面を曲げる必要があるため、一般的なガラス製ディスプレイとは構造が異なります。
iPhone Duoも例外ではなく、内側画面の表面は外側画面と比べて傷が付きやすいことがわかります。
特に注意したいのは、画面を強く押したり、硬い物を接触させたりすることです。
内側ディスプレイは、通常のiPhoneのガラス画面と同じ感覚で扱わない方がよいでしょう。
Nano-texture仕上げで傷が目立ちにくくなる
iPhone Duoの内側ディスプレイには、Nano-texture仕上げのカバー層が採用されています。
このカバー層には、光の反射や映り込みを抑える役割があります。
今回のテストでは、内側ディスプレイに付いた傷が、画面を点灯させると目立ちにくくなる様子も確認されました。
ただし、これは傷そのものが修復されたわけではありません。
傷が残っていても、画面の表示状態や光の当たり方によって見えにくくなるというものです。
Nano-texture仕上げは、傷を完全に防いだり、傷を自動的に修復したりする機能ではありません。
Nano-textureカバー層は剥がしてはいけない
Appleは公式サポートページで、iPhone Duoの内側ディスプレイに組み込まれたNano-textureカバー層を取り外さないよう案内しています。
このカバー層は、反射や映り込みを抑えるだけでなく、内側ディスプレイを傷やへこみから保護する役割も持っています。
また、内側ディスプレイは、このカバー層を使用する状態に合わせて調整されています。
そのため、表面に傷が付いたからといって、保護フィルムのように自分で剥がすことは避けてください。
カバー層に大きな傷や破損が生じた場合は、Appleサポートに相談することをおすすめします。
ヒンジに砂やホコリが侵入し、完全に閉じられなくなる
今回の耐久テストで特に注目されているのが、iPhone Duoのヒンジ部分に異物が入り込んだ問題です。
iPhone Duoは、Apple初の折りたたみスマートフォンとして、チタニウム製の折りたたみ構造を採用しています。
しかし、JerryRigEverythingの検証では、砂やホコリがヒンジ部分に入り込み、正常に閉じられなくなる症状が発生しました。
砂やホコリを使った耐久テストで問題が発生
JerryRigEverythingは、iPhone Duoに砂や土などの異物を付着させ、折りたたみ機構への影響を確認しました。
その結果、異物がヒンジ部分の複数の隙間から入り込んだとみられる状態になりました。
その後、iPhone Duoを閉じようとしても、完全には閉じられなくなりました。
※画像はイメージです。実際の耐久テストや破損状態を再現したものではありません。
報道によると、通常は本体を閉じた状態に保つマグネットの力でも、ヒンジ内部に入り込んだ異物による抵抗を解消できなかったとされています。
つまり、通常の開閉操作に支障が出る状態になってしまったということです。
チタニウム製ヒンジでも異物侵入を完全には防げない?
iPhone Duoはチタニウム製の折りたたみ構造を採用していますが、チタニウムを使用していることと、砂やホコリの侵入を防ぐことは別の問題です。
折りたたみスマートフォンのヒンジは、開閉するために複数の部品が動く構造になっています。
そのため、今回のように細かい異物が入り込むと、可動部分に影響が出る可能性があります。
ただし、今回のテストだけでは、すべてのiPhone Duoで同じ症状が発生するのかはわかりません。
また、ヒンジのどの部分にどの程度の異物が残ったのかについても、詳細な検証が必要です。
IP68対応なのになぜ砂やホコリが入った?
iPhone Duoは、Appleの公式仕様でIP68等級の防塵・耐水性能に適合しています。
IP68とは、防塵・防水性能を示す規格のことです。
| 等級 | 意味 |
|---|---|
| IP6X | 規定の試験条件で粉じんの侵入に対する保護性能を備える |
| IPX8 | メーカーが定める条件で継続的な水没に対する保護性能を備える |
AppleはiPhone Duoについて、IEC規格60529に基づくIP68等級、最大水深6メートルで最大30分間の耐水性能を案内しています。
ただし、IP68への適合は、あらゆる使用環境で砂やホコリの侵入を完全に防ぐことを保証するものではありません。
今回のテストは、管理された試験環境で実施される規格試験と同じ条件ではありません。
そのため、今回の結果だけで「iPhone DuoはIP68規格に適合していない」と判断することはできません。
一方、過酷な環境でヒンジの動作に問題が発生したことは、耐久性を考えるうえで重要な情報といえます。
海や砂場などでの使用には注意が必要
今回のテスト結果を踏まえると、iPhone Duoを次のような場所で使用する際は注意した方がよさそうです。
- 砂が舞いやすい海岸
- 砂場や土の多い公園
- 砂ぼこりが発生する屋外
- 細かいゴミが付着しやすい作業環境
特に、ヒンジ付近に異物が付いた状態で無理に開閉することは避けたいところです。
ヒンジに異物が入った可能性がある場合、無理に閉じたり、強い力で押し込んだりしないことが重要です。
なお、ヒンジの隙間に硬い物を差し込んで異物を取り除こうとすると、別の破損につながるおそれがあります。
動作に異常がある場合は、無理に自分で修理しようとせず、Appleサポートに相談しましょう。
曲げテストで内側ディスプレイに緑色の線が発生
ヒンジへの異物侵入に続き、曲げテストでも問題が発生しました。
JerryRigEverythingは、本体を開いた状態で力を加え、どの程度の負荷に耐えられるかを確認しています。
その結果、内側ディスプレイに緑色の線が現れ、最終的に画面が操作できなくなりました。
1回目の曲げテストで緑色の線が発生
最初の曲げテストでは、本体の構造が力を受けて変形し、内側ディスプレイに緑色の線が現れました。
スマートフォンのOLEDディスプレイに緑色の線が出現する現象は、表示パネルや接続部分などに異常が発生した際にも見られる症状です。
ただし、今回の故障箇所について、詳細な内部診断の結果が公表されているわけではありません。
そのため、具体的にどの部品が破損したのかまでは断定できません。
2回目の曲げテストで線が増加
続いて実施された曲げテストでは、内側ディスプレイの緑色の線がさらに増えました。
報道によると、最初の1本に加え、新たに2本の線が発生したとされています。
ここで注目したいのは、本体が完全に折れて分離したわけではない点です。
外装が一定の形状を維持していても、内部のディスプレイに深刻な損傷が発生する可能性があることを示しています。
折りたたみスマートフォンでは、本体の外装だけでなく、内部の柔軟なディスプレイへの負荷にも注意が必要です。
最終的に内側ディスプレイが反応しなくなる
テストの最終段階では、内側ディスプレイがタッチ操作に反応しなくなりました。
この結果を受け、JerryRigEverythingはiPhone Duoが今回の耐久テストをクリアできなかったと評価しています。
外側ディスプレイの耐傷性は比較的良好だったものの、ヒンジへの異物侵入と内側ディスプレイの故障が、厳しい評価につながりました。
画面故障の原因はヒンジへの異物侵入?
気になるのは、曲げテストで発生した画面の故障と、その前に行われた砂・ホコリのテストとの関係です。
考えられる可能性には、次のようなものがあります。
- ヒンジ内部に残った異物が動作に影響した
- 曲げた際の負荷が内側ディスプレイに集中した
- 複数の条件が重なって故障につながった
ただし、Zack Nelson氏も、今回の破損がヒンジ内部に入り込んだ異物によるものなのか、構造的な剛性の問題なのかを特定できていません。
現時点では、ヒンジへの異物侵入が画面故障の直接的な原因だったと断定することはできません。
また、今回のテスト結果と、発売直後に報告されている一般ユーザーの画面破損事例を、同じ原因によるものと結び付けることもできません。
iPhone Duoは本当に壊れやすい?耐久テストから分かったこと
今回の結果を見ると、「iPhone Duoは壊れやすいのでは?」と心配になる方もいるでしょう。
しかし、耐久テストで破損したことと、一般的な使い方でも簡単に壊れることは同じではありません。
過酷な耐久テストと日常使用は条件が異なる
JerryRigEverythingのテストは、スマートフォンの弱点を調べることを目的としています。
一般的な使用環境では想定されないような力を加えたり、大量の異物を付着させたりすることもあります。
そのため、今回のテストで破損したからといって、通常の開閉操作や日常的な持ち運びですぐに故障するとは限りません。
一方、こうしたテストで発見された弱点は、使用する際の注意点を知るうえで参考になります。
iPhone Duoの日常的な利用イメージ。過酷な耐久テストと普段の使い方は条件が異なります。
別の開閉テストでは3万2,000回以上の開閉に耐えた
iPhone Duoについては、今回とは異なる耐久テストも報告されています。
米Wall Street JournalのJoanna Stern氏は、専用の装置を使用してiPhone Duoを3万2,000回以上開閉するテストを行いました。
その結果、日常的な操作感に大きな変化は感じられなかったと報告しています。
ただし、このテストはケースを装着した状態で行われ、毎回完全に閉じる方式ではなかったとされています。
そのため、実際の使用環境や今回の砂・ホコリを使ったテストとは条件が異なります。
| 比較項目 | 開閉耐久テスト | JerryRigEverything |
|---|---|---|
| 主な目的 | 繰り返し開閉への耐久性 | 傷・異物・曲げへの耐久性 |
| 検証方法 | 専用装置で3万2,000回以上開閉 | 砂やホコリの付着、曲げなど |
| 確認された結果 | 操作感に大きな変化なし | ヒンジの動作不良、画面の故障 |
| 注意点 | 毎回完全には閉じていない | 日常使用より過酷な条件 |
つまり、iPhone Duoは繰り返し開閉する動作には一定の耐久性を示した一方、異物侵入や強い曲げ荷重には弱点が見られたと考えられます。
耐久性は今後の使用報告も重要
iPhone Duoは発売されたばかりの製品です。
現時点では、長期間の使用による故障率や、数年使い続けた場合の耐久性について十分なデータがありません。
今後、実際の購入者からどのような報告が寄せられるのか、Appleが追加の案内を行うのかにも注目したいところです。
今回の耐久テストは参考になる一方、製品全体の信頼性を判断するためには、さらに情報が必要といえます。
iPhone Duoを長く使うために注意したい5つのポイント
今回の耐久テストから、iPhone Duoを使用する際に気を付けたいポイントを整理します。
1. 砂やホコリの多い場所での使用に注意する
最も注意したいのは、ヒンジ部分への異物侵入です。
海岸や砂場などでは、細かい砂やホコリが本体に付着する可能性があります。
そのため、こうした場所ではできるだけ異物を付着させないようにすることが大切です。
使用後に汚れが見つかった場合は、Appleが案内する方法に従ってお手入れしてください。
2. 内側ディスプレイを強く押さない
内側ディスプレイは、外側のガラス画面と比べて傷が付きやすいことがわかっています。
爪を立てたり、硬い物で強く押したりすることは避けましょう。
特に、画面の折り目付近に強い圧力を加えないよう注意してください。
3. 開いた状態で無理な力を加えない
今回の曲げテストでは、開いた状態で本体に力を加えた際に内側ディスプレイが故障しました。
日常生活で同じような負荷が加わるとは限りませんが、開いた状態のiPhone Duoに無理な力を加えることは避けたいところです。
たとえば、本体を押し曲げたり、上から強い圧力をかけたりしないよう注意しましょう。
4. 異物を挟んだまま折りたたまない
Appleは公式の取り扱い情報で、iPhone Duoを閉じる前に、内側ディスプレイ上にある物を取り除くよう案内しています。
特に、鍵や硬貨のような硬い物を挟んだまま閉じると、内側ディスプレイが破損する可能性があります。
画面を閉じる際は、間に何も挟まっていないことを確認しましょう。
5. 開閉時に異常を感じたら無理に閉じない
ヒンジに引っかかりを感じたり、通常よりも閉じにくくなったりした場合は注意が必要です。
無理に閉じようとすると、ヒンジやディスプレイに余計な負荷がかかる可能性があります。
異常が続く場合は、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダに相談してください。
参考:Apple公式「iPhoneの取り扱いに関する重要な情報」
iPhone Duoが破損した場合、Appleの保証や修理はどうなる?
万が一、iPhone Duoのヒンジや内側ディスプレイが故障してしまった場合、保証の対象になるのでしょうか。
日本での主な保証には、Appleの1年間の製品限定保証と、有料のAppleCare+があります。
ただし、実際の保証対応は故障の原因や本体の状態などによって異なります。

通常保証の対象になるケース
Appleの1年間の製品限定保証では、通常使用における材質や製造上の不具合が保証対象となります。
一方、落下や事故、不適切な取り扱いなどによって生じた損傷は、原則として通常保証の対象外です。
そのため、ヒンジやディスプレイが故障した場合でも、必ず無料で修理・交換されるわけではありません。
Appleによる診断や保証条件の確認が必要です。
AppleCare+に加入している場合
AppleCare+に加入している場合は、偶発的な事故による損傷についても、所定のサービス料を支払うことで修理サービスを利用できます。
日本向けに案内されている主なサービス料は、次のとおりです。
| 修理区分 | AppleCare+サービス料(税込) |
|---|---|
| 外側ディスプレイ・背面ガラスの破損 | 3,700円 |
| 内側のNano-textureカバー層のみの損傷 | 3,200円 |
| 内側ディスプレイの損傷のみ | 12,900円 |
| その他の偶発的な事故による損傷 | 12,900円 |
※Apple公式の料金表に基づきます。適用される料金は加入プラン、損傷状況、修理区分などによって変わる可能性があります。
高額な折りたたみスマートフォンだからこそ、修理費用が気になる方はAppleCare+の条件を確認しておくと安心です。
故障した場合はAppleに相談する
iPhone Duoに異常が発生した場合は、次の窓口から修理の相談ができます。
- Apple StoreのGenius Bar
- Apple正規サービスプロバイダ
- Apple公式のオンライン修理サポート
実際の修理内容や交換対応については、Appleによる診断後に案内されます。
なお、発売直後のiPhone Duoでは、ヒンジ付近のディスプレイが破損したという報告も複数寄せられています。
日本で同様の破損が起きた場合、無料交換の対象になるのか、AppleCare+は必要なのかといった疑問については、別記事で詳しく解説しています。
参考:Apple公式「AppleCare+の料金および自己負担額」
iPhone Duoの耐久テストに関するよくある質問(FAQ)
Q1. iPhone Duoは耐久テストに失敗したのですか?
はい。JerryRigEverythingの耐久テストでは、ヒンジに異物が入り込んで完全に閉じられなくなり、曲げテストでは内側ディスプレイが故障しました。
ただし、通常使用で同じ症状が起こるとは限りません。
Q2. iPhone Duoのヒンジは壊れやすいのですか?
今回のテストでは砂やホコリによる動作不良が確認されましたが、一般的な使用環境での故障率はまだわかっていません。
別の検証では3万2,000回以上の開閉後も、操作感に大きな変化がなかったと報告されています。
Q3. iPhone DuoはIP68対応でも砂が入るのですか?
今回のテストでは、IP68対応のiPhone Duoでもヒンジ部分に異物が入り込んだと報告されています。
IP68は規定の試験条件での防塵・耐水性能を示すもので、あらゆる状況での異物侵入防止を保証するものではありません。
Q4. 内側ディスプレイは爪でも傷が付きますか?
今回の耐久テストでは、内側ディスプレイに爪で跡が付くことが確認されています。
内側画面は傷が付きやすいため、強く押したり、硬い物を接触させたりしないよう注意しましょう。
Q5. Nano-textureカバー層は自分で剥がせますか?
Appleは、iPhone DuoのNano-textureカバー層を取り外さないよう案内しています。
このカバー層は内側ディスプレイを保護する役割もあるため、自分で剥がさないでください。
Q6. iPhone Duoは毎日何度も開閉しても大丈夫ですか?
別の耐久テストでは、3万2,000回以上の開閉後も、日常的な操作感に大きな変化はなかったと報告されています。
ただし、製品の寿命や故障しない開閉回数を保証するものではありません。
Q7. ヒンジが閉じなくなった場合はどうすればよいですか?
無理に閉じたり、強い力を加えたりしないでください。
異物が入り込んだ可能性がある場合や、開閉時の異常が続く場合は、Appleサポートに相談することをおすすめします。
Q8. 画面が壊れた場合、Appleの保証で修理できますか?
製造上の不具合による故障であれば、通常保証の対象となる可能性があります。
一方、事故や外部からの力による破損は、原則として通常保証の対象外です。
AppleCare+加入者は、条件に応じて所定のサービス料で修理を受けられます。
最終的な判断はAppleによる診断が必要です。
まとめ|iPhone Duoはヒンジへの異物侵入と内側画面の破損に注意
JerryRigEverythingが公開したiPhone Duoの耐久テストでは、ヒンジの動作不良や内側ディスプレイの故障が確認されました。
今回のテスト結果を振り返ると、次のようになります。
| 項目 | 今回わかったこと |
|---|---|
| 外側ディスプレイ | 比較的高い耐傷性を確認 |
| 内側ディスプレイ | 爪でも跡が付くほど傷つきやすい |
| Nano-texture | 傷が目立ちにくくなる効果がある |
| ヒンジ | 砂やホコリで正常に閉じられなくなった |
| 曲げテスト | 内側画面に緑色の線が発生 |
| 最終結果 | 内側ディスプレイが反応しなくなった |
今回の結果は、iPhone Duoの耐久性を考えるうえで気になる内容です。
特に、砂やホコリなどの異物がヒンジ部分に入り込む可能性や、開いた状態で強い力を加えた際の内側ディスプレイへの影響には注意が必要でしょう。
ただし、今回の耐久テストは一般的な使用環境よりも過酷な条件で行われています。
そのため、テストで破損したことだけを理由に、iPhone Duoが日常使用でも簡単に壊れると判断することはできません。
Apple初の折りたたみスマートフォンということもあり、長期間使用した場合の耐久性については、今後の検証や利用者からの報告を確認する必要があります。
すでにiPhone Duoを使用している方は、ヒンジへの異物侵入と内側ディスプレイへの強い圧力に注意しながら、大切に使っていきたいところです。
今後、Appleから耐久性や修理対応に関する新たな案内が出た場合は、あらためて紹介したいと思います。
参考情報


