Appleが現地時間2026年9月9日、iOS 27/iPadOS 27/macOS 27/tvOS 27/visionOS 27/watchOS 27のRC(Release Candidate)をリリースしました。
日本時間では9月10日のリリースとなります。
RCは「Release Candidate(リリース候補版)」の略で、正式版として一般公開することを想定した最終候補のバージョンです。
8月31日に公開されたBeta 8からRCへ移行したことで、iOS 27をはじめとする27世代OSは、いよいよ正式リリース直前の段階に入りました。
AppleはXcode 27 RCも同時に公開しており、iOS 27など最新OS向けに構築したアプリやゲームのApp Storeへの提出受付も開始しています。
この記事では、iOS 27など27世代OSのRC配信状況やビルド番号、Beta 8との違い、RCの意味、正式版までの流れについてわかりやすく解説します。
▼この記事でわかること
- iOS 27など27世代OSのRC配信状況
- 各OSのRCビルド番号
- RC(Release Candidate)とは何か
- Beta 8とRCのビルド番号の違い
- RCと正式版の違い
- RCから正式版までの流れ
- 一般ユーザーはRCをインストールすべきか
▼この記事の結論
- iOS 27など6つのOSでRCがリリースされた
- iOS 27/iPadOS 27 RCのビルド番号は「24A435」
- RCは正式版として公開するための最終候補版
- Beta 8からRCへ移行し、27世代OSは正式版直前の段階に入った
- 不具合が見つかった場合はRC 2などが公開される可能性もある
- 一般ユーザーは基本的に正式版の配信を待つのがおすすめ
iOS 27など27世代OSのRCが配信開始
Appleは現地時間9月9日、iOS 27をはじめとする6つのOSについてRCを公開しました。
今回RCが公開されたのは、次のOSです。
| OS | RCビルド番号 | リリース日 |
|---|---|---|
| iOS 27.0 RC | 24A435 | 2026年9月9日 |
| iPadOS 27.0 RC | 24A435 | 2026年9月9日 |
| macOS 27.0 RC | 26A428 | 2026年9月9日 |
| tvOS 27.0 RC | 24J360 | 2026年9月9日 |
| visionOS 27.0 RC | 24M362 | 2026年9月9日 |
| watchOS 27.0 RC | 24R363 | 2026年9月9日 |
※リリース日はApple Developerでの現地時間表記です。
▲iOS 27をはじめとする27世代OSでRCがリリース。正式版に向けた最終段階に入りました。
iOS 27とiPadOS 27は、どちらも「24A435」と同じビルド番号になっています。
一方、macOS 27は「26A428」、tvOS 27は「24J360」、visionOS 27は「24M362」、watchOS 27は「24R363」です。
27世代の主要OSが一斉にRCへ移行したことで、Appleの次期OSは正式リリースに向けた最終段階に入ったといえます。
Apple公式情報を確認する
各OSのRCビルド番号や最新のリリース状況は、Apple Developerの公式ページでも確認できます。
⇒ Apple Developer「最新ニュース・リリース」
Xcode 27 RCも同時にリリース
OSだけでなく、AppleはXcode 27 RC(27A266a)も現地時間9月9日にリリースしています。
さらにAppleは、iOS 27/iPadOS 27/macOS 27/tvOS 27/visionOS 27/watchOS 27が「まもなく世界中のユーザーに提供される」と案内。
Xcode 27 RCと最新SDKを利用して構築したアプリやゲームについて、App Storeへの提出受付も開始しました。
開発環境についても正式リリースに向けた準備が進んでいることになります。
「RC(Release Candidate)」とは?
「RCって正式版と何が違うの?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
RCはRelease Candidate(リリース候補版)の略です。
簡単にいえば、
「このバージョンを正式版として公開できるか、最終確認するための候補版」
と考えるとわかりやすいでしょう。
今回のiOS 27では、おおまかに次のような流れで開発が進んできました。
開発者向けBeta
↓
パブリックベータ
↓
Beta 7
↓
Beta 8
↓
RC(現在)
↓
正式版
Beta段階では、不具合の修正だけでなく、機能やデザインなどが変更されることもあります。
一方、RCまで進むと大規模な変更よりも、正式版公開に向けた最終確認が中心となります。
▲RCは正式版として公開できるかを確認するリリース候補版。
iOS 27はいよいよ正式版直前です。
RCがそのまま正式版になる場合も
RCで重大な問題が発見されなければ、RCと同じ、または実質的に同等のビルドが正式版として一般ユーザー向けに公開される場合があります。
そのためRCは、通常のBeta版と比較してかなり正式版に近いバージョンです。
ただし、注意したいのは、
「RCが公開された=このビルドが正式版に確定した」わけではありません。
RC公開後に重大な不具合が見つかれば、修正版として「RC 2」などがリリースされる可能性があります。
正式版が公開されるまでは、引き続き動向を確認しておく必要があります。
Beta 8からRCでビルド番号が更新
今回のRCでは、8月31日にリリースされたBeta 8からビルド番号が更新されています。
Beta 8とRCを比較すると次のようになります。
| OS | Beta 8 | RC |
|---|---|---|
| iOS 27 | 24A5430a | 24A435 |
| iPadOS 27 | 24A5430a | 24A435 |
| macOS 27 | 26A5425a | 26A428 |
| tvOS 27 | 24J5360a | 24J360 |
| visionOS 27 | 24M5361a | 24M362 |
| watchOS 27 | 24R5360a | 24R363 |
▲Beta 8からRCへ移行し、各OSのビルド番号も正式リリースに向けて更新されています。
Beta 8では各ビルド番号の末尾に「a」が付いていましたが、RCではこの文字がなくなっています。
ビルド番号から見ても、正式版へ向けて開発が進んだことがわかります。
Beta 8はRC前最後のBetaに
iOS 27などのBeta 8は8月31日にリリースされました。
その後、通常のBeta 9を挟まずに今回RCへ移行しています。
結果として、Beta 8がRC前最後のBeta版になった形です。
当ブログではBeta 8公開時にも「RC前最後のベータになる可能性」について紹介しましたが、今回RCが公開されたことで、いよいよ正式版直前まで進んだことになります。
iOS 27 Beta 8の配信内容や、RCまでのスケジュールについては、以下の記事で詳しく解説しています。
RCでは新機能追加よりも完成度向上が中心
RCまで進んだ段階では、大規模な新機能が次々追加されるというより、正式リリースに向けた完成度の向上が中心となります。
具体的には、
- 不具合の修正
- 動作安定性の向上
- パフォーマンスの調整
- アプリとの互換性確認
- UIや表示上の問題の最終調整
- セキュリティ面の最終確認
などが重要になります。
そのため「RCでどんな新機能が追加されたのか?」というより、「正式版として公開できる状態になっているかを確認する段階」と考えた方がよいでしょう。
iOS 27 RCのポイント
今回特に注目されるのは、やはりiPhone向けのiOS 27 RCです。
正式版にかなり近いiOS 27を確認できる
RCは正式版候補となるバージョンなので、これまでのBeta版より正式版に近い状態のiOS 27を確認できます。
これまでBeta版を利用してきた開発者にとっては、アプリの動作確認や互換性チェックを行う重要な段階です。
AppleもXcode 27 RCを公開し、iOS 27 SDKを使ったアプリの提出受付を開始しています。
iOS 27の新機能も最終段階へ
iOS 27では、新しいSiri AIをはじめとするApple Intelligence関連機能など、さまざまなアップデートが予定されています。
RCまで進んだことで、こうした機能についても正式リリースに向けた最終段階に入ったと考えられます。
ただし、機能によって提供時期や対応言語、対応機種が異なる場合があります。
すべてのiOS 27対応iPhoneで、すべての新機能が利用できるとは限らない点には注意してください。
iPadOS 27・macOS 27などもRCへ
今回RCになったのはiOS 27だけではありません。
Appleの主要な27世代OSが一斉にRCへ移行しています。
iPadOS 27 RC
iPadOS 27 RCのビルド番号は「24A435」。
iOS 27 RCと同じビルド番号です。
iPad向けの新機能についても正式リリースへ向けた最終確認段階に入っています。
macOS 27 RC
macOS 27 RCのビルド番号は「26A428」です。
macOS 27では大きな転換点もあります。
Appleによると、macOS 26がIntel MacとRosettaをサポートする最後のメジャーリリースとなり、macOS 27はAppleシリコン搭載Macのみが対象となります。
Intel Macを使用している方は特に注意しておきたいポイントです。
watchOS 27 RC
watchOS 27 RCのビルド番号は「24R363」です。
Apple Watch向けOSについても正式リリース直前の段階に進みました。
tvOS 27 RC
tvOS 27 RCのビルド番号は「24J360」です。
Apple TV向けのtvOSについても、ほかの27世代OSと同じタイミングでRCが公開されています。
visionOS 27 RC
Apple Vision Pro向けのvisionOS 27 RCは「24M362」です。
visionOSについてもRCへ移行し、正式リリースに向けた最終段階に入りました。
27世代OSの正式版はいよいよ目前
今回RCがリリースされたことで、iOS 27をはじめとする27世代OSの正式版はいよいよ目前となりました。
Appleも開発者向けの案内で、
iOS 27/iPadOS 27/macOS 27/tvOS 27/visionOS 27/watchOS 27が、まもなく世界中のユーザーに提供される
としています。
開発者向けにはXcode 27 RCも公開され、最新OSに対応したアプリやゲームのApp Storeへの提出も始まっています。
つまり、
Beta 8
↓
RC ← 現在
↓
正式版
という最終段階まで来たことになります。
▲Beta 8からRCを経て正式版へ。iOS 27はいよいよ9月15日の正式リリースを迎える予定です。
正式版の配信を待っている一般ユーザーにとっても、RC公開は「もうすぐアップデートできる」という重要なサインといえるでしょう。
iOS 27の正式リリース日も発表
Appleは、iOS 27を9月15日に無料のソフトウェアアップデートとして提供することを発表しています。
ただし、iOS 27の配信日や対応機種については検索ニーズが大きく異なるため、当ブログでは別記事で詳しく紹介します。
【追記】
iOS 27の正式版は9月15日に配信予定と発表されました。
対応機種やアップデート対象となるiPhoneについては、以下の記事で詳しく解説しています。
一般ユーザーはRCをインストールすべき?
「正式版に近いなら、RCをインストールしても大丈夫なのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、一般ユーザーであれば、基本的には正式版の配信を待つことをおすすめします。
▲iOS 27 RCを試す場合は、バックアップやアプリの互換性を確認し、メイン端末への導入は慎重に行いましょう。
RCでも不具合が残っている可能性はある
RCは正式版候補とはいえ、正式版そのものとは限りません。
RC公開後のテストで問題が発見されれば、修正版が公開される可能性があります。
特に普段使用しているメインのiPhoneでは、
- アプリが正常に動作しない
- バッテリー消費が増える
- 一部機能が正常に利用できない
- 周辺機器との互換性問題が発生する
といった可能性も考慮する必要があります。
正式版の配信が目前まで迫っているため、一般ユーザーがあえてRCをインストールするメリットはそれほど大きくありません。
RCを試す場合はバックアップを忘れずに
開発や検証などの目的でRCを利用する場合は、事前に重要なデータをバックアップしておきましょう。
また、仕事や連絡などで日常的に使用しているメイン端末ではなく、検証用デバイスを利用した方が安心です。
RCは完成度の高いバージョンですが、正式版公開前のソフトウェアであることを理解したうえで利用することが重要です。
Beta 7→Beta 8→RCと開発は最終段階へ
今回のRC公開まで、iOS 27をはじめとする27世代OSは段階的に開発が進められてきました。
流れを簡単に整理すると、
Beta 7
↓
Beta 8
↓
RC
↓
正式版
となります。
Beta 8からRCへ進んだことで、長く続いてきたBetaテストもいよいよ最終段階です。
当ブログではBeta 7、Beta 8についても紹介していますので、これまでの経緯を確認したい方はあわせてご覧ください。
27世代OSのBeta 7とパブリックベータの配信状況については、こちらの記事で詳しくまとめています。
Beta 8での変更点やRC公開までの流れについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
iOS 27 RCに関するよくある質問
Q1:iOS 27 RCとは何ですか?
RCは「Release Candidate」の略で、正式版として公開することを想定したリリース候補版です。
通常のBeta版より正式版に近く、正式公開に向けた最終確認を行う段階となります。
Q2:iOS 27 RCは正式版ですか?
いいえ。
正式版として公開される可能性が高い候補版ですが、RCの段階では正式版として一般公開されたわけではありません。
Q3:RCと正式版は同じビルドになりますか?
RCで重大な問題が発見されなければ、RCと同じ、または実質的に同等のビルドが正式版として公開される場合があります。
一方、不具合などが見つかった場合はRC 2などが公開される可能性があります。
Q4:iOS 27 RCのビルド番号は?
iOS 27.0 RCのビルド番号は24A435です。
iPadOS 27.0 RCも同じ24A435となっています。
Q5:iOS 27 Beta 8の次はRCになったのですか?
はい。
8月31日にBeta 8が公開され、その後RCが公開されました。
そのためBeta 8がRC前最後のBeta版となった形です。
Q6:一般ユーザーもRCをインストールした方がよいですか?
一般ユーザーは基本的に正式版を待つことをおすすめします。
RCは完成度の高いバージョンですが、正式版公開前のソフトウェアであり、不具合などが残っている可能性があります。
Q7:iOS 27正式版はいつ配信されますか?
AppleはiOS 27を9月15日に無料のソフトウェアアップデートとして提供すると発表しています。
対応機種やアップデート前の準備については別記事で詳しく紹介します。
まとめ|iOS 27など27世代OSはいよいよ正式版へ
AppleがiOS 27/iPadOS 27/macOS 27/tvOS 27/visionOS 27/watchOS 27のRCをリリースしました。
今回公開されたRCのビルド番号は次の通りです。
| OS | RCビルド番号 |
|---|---|
| iOS 27.0 RC | 24A435 |
| iPadOS 27.0 RC | 24A435 |
| macOS 27.0 RC | 26A428 |
| tvOS 27.0 RC | 24J360 |
| visionOS 27.0 RC | 24M362 |
| watchOS 27.0 RC | 24R363 |
Beta 8からRCへ移行したことで、27世代OSはいよいよ正式リリース直前となりました。
RCで重大な問題が確認されなければ、このまま正式版へ進む可能性があります。
一方でRCはあくまで正式版の候補であり、問題が発見された場合はRC 2などが公開される可能性もあります。
一般ユーザーは無理にRCをインストールせず、基本的には正式版の配信を待つのがおすすめです。
今後は正式版公開後に、RCと正式版のビルド番号が同じなのかという点にも注目したいところです。
27世代OSは、
Beta 7 → Beta 8 → RC → 正式版
と、いよいよ最後の段階まで進みました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!





