Microsoftは2026年6月の月例セキュリティ更新プログラム、いわゆる「Windows Update」または「月例パッチ」の配信を開始しました。
今回の更新では、Windows 11 24H2/25H2向けに「KB5094126」、Windows 10 ESU向けに「KB5094127」が配信されています。
特に2026年6月の月例パッチでは、3件のゼロデイ脆弱性を含む多数の脆弱性が修正されており、個人ユーザーだけでなく、企業や学校、業務用PCを管理している方も早めに内容を確認しておきたいアップデートです。
一方で、Windows Update適用後には、一部環境でBitLocker回復キーの入力を求められる可能性があるなど、注意しておきたい不具合情報もあります。
特にBitLockerを利用しているPCでは、アップデート前に回復キーの保存状況を確認しておくと安心です。
この記事では、2026年6月のWindows Updateの内容、KB5094126・KB5094127の概要、ゼロデイ脆弱性、既知の不具合、Windows 10サポート終了後の対処方法までまとめて解説します。
▼この記事でわかること
- 2026年6月のWindows Updateで修正された内容
- Windows 11 24H2/25H2向けKB5094126の概要
- Windows 10 ESU向けKB5094127の概要
- 2026年6月に修正された3件のゼロデイ脆弱性
- Windows Update後に確認しておきたい不具合情報
- Windows 10を使い続ける場合の注意点
- Edge、Chrome、Firefox、Adobe、Javaなど周辺ソフトの更新確認方法
- Windows セキュリティやIoT機器の定期検査方法
- 2026年6月のWindows Updateで修正された内容まとめ
- Windows 11 24H2/25H2向け「KB5094126」の概要
- Windows 10 ESU向け「KB5094127」の概要
- 2026年6月のWindows Updateで確認されている不具合
- 2026年6月のゼロデイ脆弱性まとめ
- 2026年6月のセキュリティ更新プログラム一覧
- 他社が公開している主なセキュリティ情報
- Windows 10サポート終了後に今すぐ確認したい対処方法
- Windows Update後にやっておきたい確認作業
- 「Windows セキュリティ」で月に1度はフルスキャンしておくと安心
- IoT機器の確認には「am I infected?」の併用もおすすめ
- 2026年6月のWindows Updateはすぐ適用すべき?
- よくある質問
- まとめ
2026年6月のWindows Updateで修正された内容まとめ
2026年6月のWindows Updateでは、Windows本体をはじめ、Microsoft Office、Microsoft Edge、Windows Server、各種コンポーネントなどに関するセキュリティ修正が行われています。
特に注目したいのは、3件のゼロデイ脆弱性が含まれている点です。
ゼロデイ脆弱性とは、修正プログラムが提供される前に、すでに情報が公開されていたり、悪用の可能性が確認されていたりする脆弱性のことを指します。
そのため、通常の品質改善アップデートよりも、セキュリティ面で重要度が高い更新と考えておくべきです。
3件のゼロデイを含む約200件の脆弱性を修正
2026年6月の月例パッチでは、約200件規模の脆弱性修正が行われています。
修正対象には、Windowsの権限昇格、サービス拒否、セキュリティ機能バイパス、リモートコード実行など、さまざまな種類の脆弱性が含まれています。
中でも、ゼロデイとして扱われている以下の3件は特に注意が必要です。
| CVE番号 | 内容 | 影響 |
|---|---|---|
| CVE-2026-45586 | Windows CTFMON 権限昇格の脆弱性 | 権限昇格の可能性 |
| CVE-2026-49160 | HTTP.sys サービス拒否の脆弱性 | サービス停止・不安定化の可能性 |
| CVE-2026-50507 | Windows BitLocker セキュリティ機能バイパスの脆弱性 | BitLocker保護の回避につながる可能性 |
家庭用PCでも企業用PCでも、脆弱性を放置すると、攻撃者に悪用されるリスクが高まります。
特別な理由がない場合は、バックアップや回復キーの確認を行ったうえで、早めにアップデートを適用するのがおすすめです。
Critical評価の脆弱性も多数、早めの適用が推奨
2026年6月の月例パッチでは、重要度が高い「Critical」に分類される脆弱性も複数修正されています。
Critical評価の脆弱性は、条件がそろうとリモートから攻撃されたり、ユーザーの操作が少ない状態で悪用されたりする可能性があるため、放置はおすすめできません。
特に、次のようなPCは早めに更新しておきましょう。
- インターネットに常時接続しているPC
- 仕事で使っているWindows PC
- 個人情報や業務データを保存しているPC
- 共有フォルダーやリモート接続を利用しているPC
- 家族や複数人で使っているPC
- Windows Serverを利用している環境
ただし、企業や業務用PCでは、すぐに全台へ適用するのではなく、検証用PCで動作確認を行ってから段階的に展開するのが安全です。
今月のアップデート対象となる主な製品
2026年6月の月例パッチで主に対象となるのは、以下のようなMicrosoft製品・コンポーネントです。
- Windows 11
- Windows 10 ESU
- Windows Server
- Microsoft Office / Microsoft 365 Apps
- Microsoft Edge
- Windows BitLocker
- Windows HTTP.sys
- Windows CTFMON
- Microsoft Defender関連
- その他Windowsの各種コンポーネント
Windows Updateは、Windows本体だけでなく、Microsoft製品全体のセキュリティを保つために重要です。
普段あまり意識していないコンポーネントにも修正が含まれるため、定期的な適用が欠かせません。
Windows 11 24H2/25H2向け「KB5094126」の概要
Windows 11 24H2/25H2向けには、累積更新プログラム「KB5094126」が配信されています。
今回のKB5094126は、2026年6月のセキュリティ修正に加え、前月のオプションプレビュー更新に含まれていた品質改善も含む累積更新プログラムです。
KB5094126の対象OSとOSビルド
KB5094126の対象は、以下のWindows 11環境です。
| 対象OS | 更新プログラム | 適用後のOSビルド |
|---|---|---|
| Windows 11 25H2 | KB5094126 | 26200.8655 |
| Windows 11 24H2 | KB5094126 | 26100.8655 |
Windows 11 24H2または25H2を利用している場合、通常は「設定」アプリのWindows Updateから自動的に配信されます。
現在のWindowsバージョンを確認したい場合は、以下の手順で確認できます。
- キーボードの「Windowsキー + R」を押す
- 「winver」と入力する
- Enterキーを押す
- 表示された画面でWindowsのバージョンとOSビルドを確認する
セキュリティ修正と前月プレビュー更新の内容を含む累積更新
KB5094126は、セキュリティ更新だけでなく、前月のオプション更新プログラムに含まれていた品質改善も取り込んだ累積更新です。
そのため、2026年5月のプレビュー更新を適用していないPCでも、KB5094126を適用することで最新の修正内容が反映されます。
一般ユーザーは、基本的に最新の累積更新プログラムを適用しておけば問題ありません。
過去の更新を個別に探してインストールする必要は通常ありません。
Windows Updateからのインストール方法
KB5094126をインストールする手順は以下の通りです。
- 「スタート」ボタンをクリック
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- 「2026-06 累積更新プログラム」または「KB5094126」が表示されたらインストール
- 指示に従ってPCを再起動
更新後は、再度「Windows Update」を開き、追加の更新が残っていないか確認しておくと安心です。
Microsoft Update Catalogから手動インストールする方法
Windows Updateでうまく配信されない場合や、企業環境で手動配布したい場合は、Microsoft Update CatalogからKB5094126をダウンロードしてインストールする方法もあります。
ただし、手動インストールする場合は、使用しているWindowsのバージョン、CPUアーキテクチャ、対象OSを間違えないよう注意が必要です。
特に以下の違いに注意してください。
- Windows 11 24H2向け
- Windows 11 25H2向け
- x64向け
- Arm64向け
誤った更新プログラムを選択しても通常はインストールできませんが、時間のロスになるため、事前にPCの環境を確認しておきましょう。
Windows 10 ESU向け「KB5094127」の概要
Windows 10 ESU向けには、2026年6月の累積セキュリティ更新プログラム「KB5094127」が配信されています。
Windows 10はすでに一般向けサポートが終了しているため、通常のWindows 10環境では、これまでのように継続的なセキュリティ更新を受け取ることはできません。
KB5094127の対象OS
KB5094127は、Windows 10 ESU環境向けの更新プログラムです。
主な対象は以下の通りです。
| 対象OS | 更新プログラム | 適用後のOSビルド |
|---|---|---|
| Windows 10 22H2 ESU | KB5094127 | 19045.7417 |
| Windows 10 21H2 ESU | KB5094127 | 19044.7417 |
Windows 10を利用しているすべてのPCに通常通り配信されるわけではなく、ESUの対象となる環境であることが前提です。
Windows 10 ESU加入環境向けのセキュリティ更新
ESUとは「Extended Security Updates」の略で、日本語では延長セキュリティ更新プログラムと呼ばれます。
Windows 10のサポート終了後も、一定期間、重要なセキュリティ更新を受け取れる仕組みです。ただし、ESUは新機能の追加や一般的な不具合修正を目的としたものではなく、あくまでセキュリティ更新が中心です。
そのため、Windows 10を長期的に使い続けるための根本的な解決策というよりは、Windows 11移行やPC買い替えまでの猶予期間と考えるのがよいでしょう。
Windows 10を使い続ける場合はESU加入が前提に
Windows 10は、2025年10月14日にサポートが終了しました。
サポート終了後のWindows 10をインターネットに接続したまま使い続ける場合、脆弱性が見つかっても通常の更新では修正されない可能性があります。
そのため、Windows 10を今後も使い続ける場合は、以下のいずれかの対応が必要です。
- Windows 10 ESUに申し込む
- Windows 11へアップグレードする
- Windows 11対応PCへ買い替える
- LinuxやChromeOS Flexなど別OSへ移行する
- インターネット接続を切り、ローカル用途に限定する
「まだ動くから大丈夫」と考えて使い続けるのは危険です。
特に、ネットバンキング、クレジットカード利用、メール、クラウドストレージ、仕事用ファイルを扱うPCでは、早めの対応をおすすめします。
ESU未加入のWindows 10 PCで注意すべきこと
ESU未加入のWindows 10 PCでは、今後、新たな脆弱性が修正されないまま残る可能性があります。
特に注意したいのは、以下のような使い方です。
- メールを受信する
- Webサイトを閲覧する
- オンラインショッピングを利用する
- ネットバンキングを利用する
- クラウドストレージに接続する
- USBメモリを頻繁に使う
- 仕事用データを保存する
これらの用途でWindows 10を使い続ける場合は、ESUへの加入、Windows 11への移行、またはPCの買い替えを検討しましょう。
2026年6月のWindows Updateで確認されている不具合
2026年6月のWindows Updateでは、セキュリティ修正が多数含まれている一方で、一部環境で注意したい既知の不具合も案内されています。
特に注意したいのが、BitLocker回復キーの入力を求められる可能性がある問題です。
BitLocker回復キーの入力を求められる場合がある
一部の環境では、Windows Update適用後の再起動時に、BitLocker回復キーの入力を求められる場合があります。
BitLockerは、PCのドライブを暗号化して、盗難や紛失時にデータを守るための機能です。
通常は意識せずに使っている場合もありますが、更新後の起動時に回復キーが必要になることがあります。
BitLocker回復キーがわからないと、PCにサインインできなくなる可能性があるため、アップデート前に必ず確認しておくのがおすすめです。
推奨されないBitLockerグループポリシー構成の環境で発生する可能性
今回のBitLocker関連の問題は、推奨されないグループポリシー構成を利用しているデバイスで発生する可能性があります。
個人利用のPCではあまり意識する場面は少ないかもしれませんが、企業・学校・組織で管理されているPCでは、BitLockerの設定がグループポリシーで制御されていることがあります。
業務用PCでWindows Update後にBitLocker回復キーを求められた場合は、自己判断で操作を進める前に、社内のIT管理者やシステム担当者へ確認するのが安全です。
Windows 11 24H2/25H2で確認しておきたい既知の問題
Windows 11 24H2/25H2環境では、KB5094126適用後に以下の点を確認しておきましょう。
- 起動時にBitLocker回復キーを求められないか
- Windows Updateが正常に完了しているか
- プリンターが使えるか
- VPN接続が使えるか
- 共有フォルダーにアクセスできるか
- Microsoft EdgeやOfficeアプリが正常に起動するか
- 業務用アプリが正常に動作するか
家庭用PCであれば、普段使っているブラウザ、メール、プリンター、外付けストレージなどが問題なく使えるか確認しておくとよいでしょう。
Windows 10 ESUで確認しておきたい既知の問題
Windows 10 ESU環境では、KB5094127適用後に以下の点を確認しておきましょう。
- ESUのライセンス状態
- Windows Updateの更新履歴
- 再起動後の起動状態
- BitLocker回復キーの要求有無
- 重要アプリの動作
- 共有フォルダーやネットワーク接続
Windows 10はサポート終了後の延長更新という位置づけになるため、今後も毎月の更新内容や既知の問題を確認しながら運用する必要があります。
アップデート前にBitLocker回復キーを確認しておく
BitLocker回復キーは、Microsoftアカウント、社内管理システム、紙の控え、USBメモリなどに保存されている場合があります。
個人PCでMicrosoftアカウントを使っている場合は、Microsoftアカウントのデバイス管理ページから回復キーを確認できることがあります。
アップデート前には、以下を確認しておくと安心です。
- BitLockerが有効になっているか
- 回復キーを確認できるか
- Microsoftアカウントにサインインできるか
- 重要データのバックアップがあるか
- ノートPCの場合は電源アダプターを接続しているか
BitLocker回復キーは、いざ必要になった時に探すと焦りやすい情報です。
Windows Update前に確認しておくことで、トラブル時のリスクを大きく減らせます。
2026年6月のゼロデイ脆弱性まとめ
2026年6月の月例パッチでは、3件のゼロデイ脆弱性が修正されています。
ゼロデイ脆弱性は、攻撃者にとって悪用価値が高く、修正プログラムの適用が遅れるほどリスクが高まります。
ここでは、今回注目されている3件のゼロデイ脆弱性について、一般ユーザーにもわかりやすく整理します。
CVE-2026-45586 — Windows CTFMON 権限昇格の脆弱性
CVE-2026-45586は、Windows CTFMONに関する権限昇格の脆弱性です。
権限昇格とは、本来は制限された権限しか持たない攻撃者や不正プログラムが、より高い権限で操作できるようになる問題です。
たとえば、通常ユーザー権限で侵入したマルウェアが、管理者権限に近い操作を行えるようになると、システム設定の変更、セキュリティ機能の無効化、追加のマルウェア導入などにつながる恐れがあります。
家庭用PCでも業務用PCでも、権限昇格の脆弱性は軽視できません。
CVE-2026-49160 — HTTP.sys サービス拒否の脆弱性
CVE-2026-49160は、WindowsのHTTP.sysに関するサービス拒否、いわゆるDoSの脆弱性です。
HTTP.sysは、WindowsでHTTP通信を処理するための重要なコンポーネントです。
脆弱性が悪用されると、対象システムのサービスが停止したり、不安定になったりする可能性があります。
特に、Webサービス、社内システム、サーバー用途でWindowsを使っている環境では注意が必要です。
個人ユーザーの場合でも、Windowsの重要なネットワーク関連コンポーネントに関わる修正であるため、早めにアップデートしておくと安心です。
CVE-2026-50507 — Windows BitLocker セキュリティ機能バイパスの脆弱性
CVE-2026-50507は、Windows BitLockerに関するセキュリティ機能バイパスの脆弱性です。
BitLockerは、PCのストレージを暗号化して、第三者によるデータ読み取りを防ぐための重要な機能です。
そのBitLockerに関する脆弱性であるため、ノートPCを持ち歩く方、業務データを扱う方、個人情報を保存している方は特に注意が必要です。
BitLocker関連の脆弱性は、PCの紛失・盗難時のデータ保護にも関係するため、軽く見ない方がよいでしょう。
ゼロデイ脆弱性とは何か
ゼロデイ脆弱性とは、修正プログラムが提供される前に、すでに攻撃方法や脆弱性情報が知られている状態の脆弱性を指します。
「ゼロデイ」という言葉は、開発元が修正に使える猶予日数がゼロであることに由来します。
つまり、ゼロデイ脆弱性は、通常の脆弱性よりも攻撃に使われる可能性が高く、早急な対応が求められます。
Windows Updateを後回しにし続けると、こうした脆弱性が修正されないまま残ってしまうため、セキュリティ面で大きなリスクになります。
一般ユーザーもアップデートすべき理由
「ゼロデイ」と聞くと、企業やサーバーだけの問題に感じるかもしれません。
しかし、一般ユーザーのPCでも、以下のような行動をきっかけに攻撃を受ける可能性があります。
- メールの添付ファイルを開く
- 不正なWebサイトを閲覧する
- 古いブラウザやソフトを使う
- 偽のアップデート通知をクリックする
- USBメモリや外付けストレージを接続する
- フリーソフトをインストールする
セキュリティ更新は、こうしたリスクを減らすための基本対策です。
特に今回のようにゼロデイ修正が含まれる月は、できるだけ早めに適用しておくことをおすすめします。
2026年6月のセキュリティ更新プログラム一覧
2026年6月の月例パッチでは、Windows本体だけでなく、Microsoftの各種製品にも更新が提供されています。
ここでは、主な更新対象をカテゴリ別に整理します。
Windows 11向け更新プログラム
Windows 11向けの主な更新は、KB5094126です。
| 対象 | 更新プログラム | 内容 |
|---|---|---|
| Windows 11 25H2 | KB5094126 | セキュリティ修正、品質改善 |
| Windows 11 24H2 | KB5094126 | セキュリティ修正、品質改善 |
Windows 11を利用している場合は、通常のWindows Updateから適用できます。
アップデート後は、設定アプリから更新履歴を確認し、正常にインストールされているか確認しておきましょう。
Windows 10 ESU向け更新プログラム
Windows 10 ESU向けの主な更新は、KB5094127です。
| 対象 | 更新プログラム | 内容 |
|---|---|---|
| Windows 10 22H2 ESU | KB5094127 | セキュリティ修正、品質改善 |
| Windows 10 21H2 ESU | KB5094127 | セキュリティ修正、品質改善 |
Windows 10はすでにサポート終了済みのため、ESU対象環境かどうかの確認が重要です。
ESU未加入のままWindows 10を使い続けている場合は、今後のセキュリティリスクが高まる点に注意しましょう。
Windows Server向け更新プログラム
Windows Server環境にも、2026年6月のセキュリティ更新が提供されています。
サーバー環境では、Windows Updateを適用する前に、以下の確認が重要です。
- バックアップが取得できているか
- 再起動可能なメンテナンス時間を確保しているか
- 業務システムへの影響を検証しているか
- リモート接続やVPNに問題が出ないか
- Active Directoryやファイル共有への影響がないか
サーバーは停止すると業務への影響が大きいため、検証環境で確認したうえで段階的に適用しましょう。
Microsoft Office / Microsoft 365関連の更新
Microsoft OfficeやMicrosoft 365 Appsにも、セキュリティ更新が含まれる場合があります。
Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどは、多くのユーザーが日常的に利用するアプリです。
特にメール添付ファイルや文書ファイルを開く機会が多い場合は、Office関連の更新も重要です。
Officeアプリの更新は、以下の手順で確認できます。
- WordやExcelを開く
- 「ファイル」をクリック
- 「アカウント」を選択
- 「更新オプション」をクリック
- 「今すぐ更新」を選択
Windows Updateだけでなく、Officeアプリ側の更新も確認しておきましょう。
Microsoft Edge関連の更新
Microsoft EdgeはChromiumベースのブラウザであり、Google Chromeと同様に、ブラウザ本体の脆弱性修正も重要です。
Edgeの更新確認手順は以下の通りです。
- Microsoft Edgeを開く
- 右上の「…」をクリック
- 「ヘルプとフィードバック」を選択
- 「Microsoft Edgeについて」をクリック
- 自動的に更新確認が行われる
- 更新後にEdgeを再起動する
ブラウザは毎日使うアプリのため、Windows Updateとあわせて最新状態にしておきましょう。
他社が公開している主なセキュリティ情報
Windows Updateを適用しても、PC内のすべてのソフトが自動的に最新になるわけではありません。
Chrome、Firefox、Adobe Acrobat Reader、Javaなど、別途更新が必要なソフトもあります。
Google Chrome / Microsoft Edgeの更新
Google ChromeやMicrosoft Edgeは、Webサイト閲覧に使う重要なアプリです。
ブラウザの脆弱性は、悪意あるWebページを開いただけで攻撃につながる可能性もあるため、常に最新バージョンへ更新しておくことが大切です。
Chromeの更新確認手順は以下の通りです。
- Google Chromeを開く
- 右上の「︙」をクリック
- 「ヘルプ」を選択
- 「Google Chromeについて」をクリック
- 更新がある場合は自動で適用
- ブラウザを再起動する
EdgeとChromeは自動更新されることが多いですが、PCを長期間再起動していない場合は、更新が保留されていることもあります。
Mozilla Firefoxの更新
Firefoxを利用している場合も、最新版への更新を確認しておきましょう。
Firefoxの更新確認手順は以下の通りです。
- Firefoxを開く
- 右上のメニューをクリック
- 「ヘルプ」を選択
- 「Firefoxについて」をクリック
- 更新がある場合は自動でダウンロード
- Firefoxを再起動する
複数のブラウザを使い分けている場合は、普段あまり開かないブラウザも忘れずに更新しておくと安心です。
Adobe Acrobat ReaderなどAdobe製品の更新
PDFファイルを開くためにAdobe Acrobat Readerを使っている方も多いと思います。
PDFはメール添付やWeb配布でよく使われるため、Adobe製品の脆弱性も攻撃対象になりやすい分野です。
Acrobat Readerの更新確認手順は以下の通りです。
- Acrobat Readerを開く
- 「ヘルプ」をクリック
- 「アップデートの有無をチェック」を選択
- 更新がある場合はインストール
- 必要に応じてPCを再起動する
仕事でPDFを頻繁に扱う場合は、特に忘れずに更新しておきましょう。
Javaやランタイム系ソフトの更新
古いJava、ランタイム、圧縮解凍ソフト、動画再生ソフトなども、脆弱性の原因になる場合があります。
現在使っていない古いソフトが残っている場合は、更新するだけでなく、不要ならアンインストールすることも検討しましょう。
特に注意したいのは以下のようなソフトです。
- Java
- Adobe Acrobat Reader
- 古い動画再生ソフト
- 古い圧縮解凍ソフト
- 古いリモート接続ソフト
- 使っていないブラウザ拡張機能
「使っていないソフトを残さない」ことも、重要なセキュリティ対策です。
MyJVN バージョンチェッカで古いソフトをまとめて確認する
複数のソフトを個別に確認するのが面倒な場合は、「MyJVN バージョンチェッカ」の利用もおすすめです。
MyJVN バージョンチェッカは、PC内の主要ソフトのバージョンを確認し、古いソフトがないかチェックするためのツールです。
特に、以下のような方に向いています。
- どのソフトを更新すればよいかわからない
- 家族のPCをまとめて確認したい
- 古いソフトが残っていないか不安
- セキュリティ対策を月1回まとめて行いたい
Windows Updateだけでなく、主要ソフトの更新確認もセットで行うと、PC全体の安全性を高めやすくなります。
Windows 10サポート終了後に今すぐ確認したい対処方法
Windows 10は、2025年10月14日にサポートが終了しました。
これにより、通常のWindows 10環境では、今後のセキュリティ更新を継続的に受け取れなくなります。
Windows 10 PCを今後も使う場合は、早めに対処方法を決めておく必要があります。
Windows 10 ESUに申し込む
Windows 10を継続利用したい場合の選択肢のひとつが、ESUへの申し込みです。
ESUに加入することで、サポート終了後も重要なセキュリティ更新を一定期間受け取ることができます。
ただし、ESUはあくまで延長セキュリティ更新であり、新機能の追加や通常サポートの復活ではありません。
そのため、長期的にはWindows 11への移行やPC買い替えも検討する必要があります。
Windows 11にアップグレードする
Windows 10 PCがWindows 11の要件を満たしている場合は、Windows 11へアップグレードするのが最も自然な対処方法です。
Windows 11にアップグレードする前には、以下を確認しておきましょう。
- CPUがWindows 11に対応しているか
- TPM 2.0が有効か
- メモリ容量が十分か
- ストレージの空き容量があるか
- 使っているソフトや周辺機器が対応しているか
- 重要データのバックアップがあるか
古いPCでは、Windows 11の要件を満たしていない場合もあります。
その場合は、無理にアップグレードするよりも、買い替えを検討した方が安全です。
新しいWindows 11対応PCへ買い替える
Windows 10 PCが古い場合は、Windows 11対応PCへの買い替えも有力な選択肢です。
特に以下に当てはまる場合は、買い替えを検討する価値があります。
- PCの起動が遅い
- メモリが4GBまたは8GBで不足している
- ストレージがHDD
- バッテリー持ちが悪い
- Windows 11の要件を満たしていない
- 仕事やオンライン手続きで頻繁に使う
最近のPCはSSD搭載モデルが主流で、起動やアプリの動作もかなり快適です。
セキュリティ面だけでなく、作業効率の改善にもつながります。
LinuxやChromeOS Flexに乗り換える
Windows 11に対応していない古いPCでも、LinuxやChromeOS Flexに入れ替えることで再活用できる場合があります。
たとえば、Web閲覧、文書作成、動画視聴、メール程度の用途であれば、軽量なOSに乗り換える選択肢もあります。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- Windows専用ソフトが使えなくなる場合がある
- プリンターや周辺機器が対応しない場合がある
- 初期設定にある程度の知識が必要
- データ移行を自分で行う必要がある
初心者の場合は、いきなりメインPCを入れ替えるのではなく、サブPCで試すのがおすすめです。
インターネット接続を切ってローカル用途に限定する
Windows 10をどうしても使い続けたい場合は、インターネット接続を切って、ローカル用途に限定する方法もあります。
たとえば、以下のような用途です。
- 古いソフト専用PCとして使う
- オフラインで文書作成だけ行う
- 写真や動画の整理用に使う
- ネット接続しない作業用PCとして使う
ただし、USBメモリ経由でデータをやり取りする場合も、マルウェア感染のリスクはゼロではありません。
完全に安全とは言えないため、重要データを扱う場合は注意が必要です。
何もせずWindows 10を使い続けるのは危険
最も避けたいのは、何も対策しないままWindows 10をインターネット接続して使い続けることです。
サポート終了後のOSは、新たな脆弱性が見つかっても修正されない可能性があります。
その状態でWeb閲覧、メール、オンライン決済、ネットバンキングなどを利用すると、個人情報や金銭被害につながるリスクが高まります。
Windows 10 PCをまだ使っている場合は、今後の運用方針を早めに決めておきましょう。
Windows Update後にやっておきたい確認作業
Windows Updateは、インストールして終わりではありません。
更新後にPCの状態を確認しておくことで、不具合や更新失敗に早く気づくことができます。
再起動後にWindows Updateの更新履歴を確認する
更新後は、まず更新履歴を確認しましょう。
手順は以下の通りです。
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択
- 「更新の履歴」をクリック
- KB5094126またはKB5094127が正常にインストールされているか確認する
更新に失敗している場合は、再度「更新プログラムのチェック」を行うか、PCを再起動してから確認してみましょう。
BitLocker回復キーを保存しておく
BitLockerを利用している場合は、回復キーを安全な場所に保存しておきましょう。
保存先としては、以下のような方法があります。
- Microsoftアカウントに保存
- 紙に印刷して保管
- USBメモリに保存
- 企業管理の場合はIT管理者に確認
- パスワード管理ツールにメモする
ただし、回復キーは非常に重要な情報です。第三者に見られない場所に保管しましょう。
重要なファイルのバックアップを取る
Windows Update前後には、重要なファイルのバックアップもおすすめです。
バックアップ先としては、以下があります。
- 外付けSSD
- 外付けHDD
- USBメモリ
- OneDrive
- Google Drive
- NAS
- 別のPC
特に仕事用ファイル、写真、動画、家計簿、確定申告データなどは、定期的にバックアップしておくと安心です。
プリンター・VPN・共有フォルダーなど業務環境を確認する
業務用PCでは、Windows Update後に以下の動作確認を行いましょう。
- プリンターで印刷できるか
- VPNに接続できるか
- 共有フォルダーにアクセスできるか
- リモートデスクトップが使えるか
- 業務アプリが起動するか
- Microsoft Officeが正常に動作するか
- メール送受信ができるか
月例パッチ後は、一部の業務アプリや周辺機器で不具合が出ることもあります。
早めに確認しておくことで、業務開始後のトラブルを防ぎやすくなります。
不具合が出た場合は更新プログラムのアンインストールも検討する
Windows Update後に深刻な不具合が発生した場合は、更新プログラムのアンインストールを検討することもあります。
手順は以下の通りです。
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択
- 「更新の履歴」を開く
- 「更新プログラムをアンインストールする」を選択
- 該当するKB番号を選び、アンインストールする
ただし、セキュリティ更新を削除すると脆弱性が再び残ることになります。
アンインストールは最終手段と考え、可能であればMicrosoftの修正情報や追加アップデートを待つ方が安全です。
企業PCの場合は、必ずIT管理者に相談してください。
「Windows セキュリティ」で月に1度はフルスキャンしておくと安心
Windows Updateに加えて、Windows セキュリティで定期的にスキャンを行うことも大切です。
Windowsには標準で「Microsoft Defender」が搭載されており、追加のウイルス対策ソフトを入れていない場合でも基本的な保護機能が利用できます。
クイックスキャンだけでなくフルスキャンも定期的に行う
通常はクイックスキャンでも問題ありませんが、月に1度程度はフルスキャンを実行しておくと安心です。
フルスキャンの手順は以下の通りです。
- 「スタート」ボタンをクリック
- 「Windows セキュリティ」と入力して開く
- 「ウイルスと脅威の防止」を選択
- 「スキャンのオプション」をクリック
- 「フルスキャン」を選択
- 「今すぐスキャン」をクリック
フルスキャンは時間がかかるため、PCを使わない時間帯に実行するのがおすすめです。
Microsoft Defenderの定義ファイル更新も確認する
ウイルス対策ソフトは、定義ファイルが古いと新しい脅威に対応できません。
Microsoft Defenderの定義ファイルは通常自動更新されますが、念のため手動で確認することもできます。
- 「Windows セキュリティ」を開く
- 「ウイルスと脅威の防止」を選択
- 「保護の更新」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
Windows Updateとあわせて、Defenderの更新も確認しておくと安心です。
不審な挙動がある場合はオフラインスキャンも検討する
以下のような症状がある場合は、Microsoft Defender オフラインスキャンも検討しましょう。
- PCの動作が急に重くなった
- 見覚えのない広告が表示される
- ブラウザの検索エンジンが勝手に変わった
- 不明なソフトがインストールされている
- セキュリティソフトが無効化される
- 怪しいメール添付を開いてしまった
オフラインスキャンは、Windowsが通常起動していない状態で検査するため、通常スキャンでは検出しにくい脅威の確認に役立ちます。
IoT機器の確認には「am I infected?」の併用もおすすめ
PCだけでなく、家庭内のルーターやIoT機器もセキュリティ対策が必要です。
最近では、パソコンやスマホだけでなく、ネットワークカメラ、スマート家電、NAS、ルーターなども攻撃対象になります。
ルーターやネットワーク機器も攻撃対象になる
家庭用ルーターやIoT機器は、一度設置すると長期間そのまま使われることが多い機器です。
しかし、古いファームウェアのまま放置すると、脆弱性を悪用される可能性があります。
特に注意したい機器は以下です。
- Wi-Fiルーター
- ネットワークカメラ
- NAS
- スマートスピーカー
- スマート家電
- 古い中継機
- インターネット接続された録画機器
Windows Updateだけでなく、ネットワーク機器の管理も大切です。
家庭内ネットワークの安全確認に役立つ
「am I infected?」のような無料検査サービスを利用すると、家庭内ネットワークに不審な通信や感染の兆候がないか確認するきっかけになります。
もちろん、こうしたサービスだけで完全に安全を保証できるわけではありません。
それでも、普段意識しにくいIoT機器やルーターの安全確認として、定期的にチェックしておく価値はあります。
Windows Updateだけでなく周辺機器の管理も重要
セキュリティ対策というと、Windows Updateやウイルス対策ソフトだけを思い浮かべがちです。
しかし実際には、以下のような対策も重要です。
- ルーターのファームウェアを更新する
- 初期パスワードを変更する
- 使っていないIoT機器はネットから外す
- 不要なポート開放をしない
- 古い中継機やネットワーク機器を見直す
- 管理画面のパスワードを強固にする
家庭内ネットワーク全体を守る意識を持つことで、PCだけでなくスマホや家電も含めた安全性を高められます。
2026年6月のWindows Updateはすぐ適用すべき?
今回のWindows Updateは、3件のゼロデイ脆弱性を含む重要な更新です。
そのため、基本的には早めの適用がおすすめです。
ただし、BitLocker関連の既知の問題もあるため、アップデート前に最低限の確認を行ってから適用しましょう。
基本的には早めの適用がおすすめ
個人ユーザーの場合、特別な理由がなければ、2026年6月のWindows Updateは早めに適用するのがおすすめです。
特に、以下に当てはまる場合は優先度が高いです。
- 毎日インターネットを使う
- メールをよく使う
- オンラインショッピングを利用する
- ネットバンキングを利用する
- 仕事用ファイルを扱う
- 家族とPCを共有している
- ノートPCを外へ持ち出す
セキュリティ更新を後回しにすると、既知の脆弱性を突かれるリスクが高まります。
企業・業務PCは検証後に段階的な適用を推奨
企業や業務用PCでは、すぐに全台へ適用するのではなく、検証用PCで確認してから展開するのが安全です。
特に、以下の環境では慎重に進めましょう。
- 独自の業務アプリを使っている
- VPNを使っている
- BitLockerを組織管理している
- プリンターや複合機を多用している
- 共有フォルダーやNASを使っている
- リモートデスクトップを使っている
月例パッチは重要ですが、業務停止につながる不具合を避けるため、段階的な適用が望ましいです。
BitLocker利用環境では回復キーの確認を先に行う
今回特に注意したいのは、BitLocker回復キーです。
アップデート後に回復キーの入力を求められた場合、キーがわからないとPCを起動できなくなる可能性があります。
アップデート前に、以下を確認しましょう。
- BitLockerが有効か
- 回復キーを確認できるか
- Microsoftアカウントにログインできるか
- 企業PCの場合は管理者に確認済みか
- 重要データのバックアップがあるか
BitLockerを使っていないと思っていても、メーカー製PCでは自動的にデバイス暗号化が有効になっている場合があります。
不安な場合は数日間、不具合情報を確認してから適用する
更新後の不具合が心配な場合は、数日間、不具合情報を確認してから適用する方法もあります。
ただし、今回はゼロデイ脆弱性の修正が含まれているため、長期間の延期はおすすめできません。
目安としては、以下のように考えるとよいでしょう。
| 利用環境 | おすすめ対応 |
|---|---|
| 個人PC | 回復キーとバックアップを確認して早めに更新 |
| 業務PC | 管理者の指示に従う |
| 企業の管理PC | 検証後に段階展開 |
| Windows 10 ESU | ESU状態を確認して更新 |
| BitLocker利用PC | 回復キー確認後に更新 |
セキュリティと安定性のバランスを見ながら、できるだけ早めに対応しましょう。
よくある質問
2026年6月のWindows Updateはすぐ適用した方がいい?
基本的には早めの適用がおすすめです。
今回の月例パッチには、3件のゼロデイ脆弱性を含む多数のセキュリティ修正が含まれています。BitLocker回復キーや重要データのバックアップを確認したうえで、できるだけ早めに適用すると安心です。
KB5094126はどのWindows 11に配信されますか?
KB5094126は、Windows 11 24H2およびWindows 11 25H2向けの累積更新プログラムです。
適用後のOSビルドは、Windows 11 25H2が26200.8655、Windows 11 24H2が26100.8655です。
KB5094127は通常のWindows 10にも配信されますか?
KB5094127は、Windows 10 ESU環境向けの更新プログラムです。
Windows 10はすでにサポート終了済みのため、ESU対象でない通常環境では、これまでと同じ形で継続的なセキュリティ更新を受け取れない点に注意が必要です。
BitLocker回復キーはどこで確認できますか?
個人PCの場合、Microsoftアカウントに保存されていることがあります。
また、紙に印刷して保管している場合や、USBメモリに保存している場合もあります。
企業や学校のPCでは、組織のIT管理者が管理していることがあります。
Windows Update後に不具合が出た場合はどうすればいい?
まずはPCを再起動し、Windows Updateの更新履歴を確認しましょう。
そのうえで、プリンター、VPN、共有フォルダー、業務アプリなどに問題がないか確認します。
深刻な不具合がある場合は、更新プログラムのアンインストールを検討することもありますが、セキュリティリスクもあるため慎重に判断しましょう。
Windows 10をESUなしで使い続けるのは危険ですか?
危険です。
Windows 10はサポート終了済みのため、ESUなしで使い続けると、新たな脆弱性が修正されない可能性があります。
インターネットに接続して使う場合は、Windows 11への移行、PC買い替え、ESU加入などを検討しましょう。
ChromeやFirefoxも一緒に更新した方がいいですか?
はい、更新した方が安心です。
Windows Updateを適用しても、Google Chrome、Firefox、Adobe Acrobat Reader、Javaなどのソフトがすべて自動的に最新になるとは限りません。
月例パッチのタイミングで、主要ソフトもまとめて更新確認しておくのがおすすめです。
まとめ
2026年6月のWindows Updateでは、Windows 11 24H2/25H2向けにKB5094126、Windows 10 ESU向けにKB5094127が配信されています。
今回の月例パッチでは、3件のゼロデイ脆弱性を含む約200件規模の脆弱性修正が行われており、セキュリティ面で重要度の高いアップデートです。
一方で、一部環境ではBitLocker回復キーの入力を求められる可能性があるため、BitLockerを利用しているPCでは、アップデート前に回復キーを確認しておきましょう。
今回のポイントをまとめると、以下の通りです。
- Windows 11 24H2/25H2向けにKB5094126が配信
- Windows 10 ESU向けにKB5094127が配信
- 3件のゼロデイ脆弱性を含む多数の脆弱性を修正
- BitLocker回復キーを求められる可能性に注意
- Windows 10利用者はESU、Windows 11移行、買い替えを検討
- Edge、Chrome、Firefox、Adobe、Javaなど周辺ソフトも更新確認が必要
- 月1回はWindows セキュリティでフルスキャンしておくと安心
- ルーターやIoT機器の安全確認も忘れずに行いたい
2026年6月のWindows Updateは、セキュリティ修正の規模が大きく、ゼロデイ対応も含まれる重要な更新です。
不具合情報を確認しつつ、バックアップとBitLocker回復キーを準備したうえで、できるだけ早めに適用しておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!

